『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第6話、小籠包で泣く日が来るなんて思わなかった(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

第6話、勝男(竹内涼真さん)が作った小籠包の行方が、見てる側の胸をぎゅーっと引っ張ってくるみたいで息止まりそうだった。
ホームパーティーの賑やかさの中で、ひとつだけ置き去りみたいな勝男の表情が切なくて、でも最後に鮎美(夏帆さん)が全部を拾ってくれて、気付いたら涙が落ちてた。
手作りの優しさってこういう風に描かれると、本当に刺さる。

勝男(竹内涼真さん)の“小籠包へのガチ愛”が止まらなかった

椿(中条あやみさん)からパーティーに誘われて、勝男(竹内涼真さん)はテンション高めで小籠包を手作り。
皮からやる気だったのか…ってくらい気合い入ってて、蒸し器のせいろを抱えて歩く姿が妙に可愛い。
会場にはピザやローストビーフやら豪華すぎる料理がズラッと並んでるのに、勝男は自信の塊みたいな顔でせいろを開けて、
「まずは塩だけで」
ってこだわりの食べ方までしっかり説明。
塩→酢→醤油って順番みたいなのがあるんだろうなって熱意が伝わってきて、その丁寧さがもう愛。

なのに会場の空気が“真逆”で、胸がキュッとした

参加者が「醤油がうまい」と軽く言っただけなのに、勝男(竹内涼真さん)が「いやいや塩が一番」と必死に返して、でも場の空気がスン…と静まる感じ。
あの沈黙、見てるだけで胃が痛くなるやつ。
こだわりが悪いんじゃなくて、伝わらない寂しさがじわっと広がるのが切なすぎた。
勝男が「まあ好きに食べてください」って口元だけ笑って妥協した瞬間、胸のあたりがぎゅーって縮んだ。
こだわりを手放すって、実はめちゃくちゃ苦しいのに。

冷めた小籠包が勝男(竹内涼真さん)の心みたいでしんどい

パーティーは盛り上がってるのに、勝男の視線はずっとせいろの中。
冷えちゃった小籠包、皿の端に残されてる小籠包、半分かじられて忘れられたみたいな小籠包。
その全部が勝男の気持ちを映してるみたいで、「もったいない」の一言がすごく重く聞こえた。
椿(中条あやみさん)に「そろそろ出よっかな」と静かに伝えて、そっと会場を出るあの背中、なんか泣きそうになった。
盛り上がりの外側に取り残されるって、ああいう感じなんだよね。

鮎美(夏帆さん)の優しさが全部拾い上げてくれた瞬間

帰り道に鮎美(夏帆さん)と会うの、偶然って言葉じゃ片付けられないタイミングだった。
余った小籠包を食べてもらう流れになって、鮎美が塩で一口目を食べる瞬間、空気が一気に優しくなるのが分かる。
「これ、出汁から作ったの?」って、勝男が言わなかった努力をすぐ見抜くの、ほんと胸が温かくなる。
「おいしい!」って何回も言って、ぱくぱく食べる鮎美を見てる勝男の笑顔が柔らかくて、もう涙腺が限界。
あの瞬間だけ世界が2人のために静まったみたいだった。

SNSが“小籠包で泣くドラマ”状態になってた

放送後のSNS、あちこちで「小籠包泣けた」「こんなので泣くとは」「鮎美の存在ありがたすぎる」みたいな声が止まらなくて、共感の嵐だった。
特に「頑張って作ったのにパーティーで余ってるの切なすぎ」って反応はめちゃくちゃ多くて、みんな同じところで胸を痛めてたんだなって思った。
でもそのあと鮎美が全部救ってくれる流れのおかげで、視聴者まで報われてる感覚があって、優しい余韻が長く残る回だった。

まとめ

第6話は、小籠包がただの料理じゃなくて、勝男(竹内涼真さん)の気持ちそのものとして描かれてたのが本当に切なかった。
派手なパーティーに馴染めなくても、一生懸命作ったものを“ちゃんと味わってくれる人”がそばにいるだけで報われるんだって、優しく教えてくれた回。
鮎美(夏帆さん)の素直な「おいしい」が、勝男にとってどれだけ救いだったか想像したら胸がふわっと温かくなる。
小籠包で泣くとか思ってなかったけど、ちゃんと泣いた。
(みかんてぃ)