『じゃあ、あんたが作ってみろよ』、第9話のラストが胸に刺さりすぎてちょっと息止まった(感想)(ネタバレがあります)

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第9話、鮎美(夏帆さん)と勝男(竹内涼真さん)の距離がふわっと近づいたり遠のいたりして、気持ちが置いてけぼりになりそうだった。
二人の不器用さがなんか心にくるし、笑えるのに胸の奥がジワッと熱くなる瞬間も多くて、気づけばずっと画面に引き寄せられてた。
あの最後の言葉、ずるいくらいに響く。

詐欺で店の夢が崩れた鮎美(夏帆さん)の傷と空気

鮎美(夏帆さん)がフードプロデューサーに誘われて店の準備までしたのに、まさかの詐欺っていう現実の重さ。
やりたいことが一度形になりかけた分、その崩れ方が刺さる。
「全部無駄になったのかな」って思いが混じった沈黙が、鮎美の表情から漂ってきて、こっちまで胸がしゅんと縮む。
明るく見えても、一人で全部抱えてたんだろうなって伝わるのがつらい。
夢が砕けた音って、こんなに静かなんだと思っちゃった。

勝男(竹内涼真さん)も仕事で大荒れ、柳沢(濱尾ノリタカさん)とのズレ

新規案件のプロジェクトリーダーに任命されて、一気に周りから期待されるポジションに立つ勝男(竹内涼真さん)。
でもタッグを組む柳沢(濱尾ノリタカさん)との温度差が大きすぎて、仕事観がぶつかるたびに空気がピリッとする。
その結果「パワハラだ」と訴えられて謹慎なんて、予想外すぎて息止まった。
頑張っても誤解されることってあるし、真面目な人ほど傷が深くなるのが見ててつらい。
勝男の肩に乗った重さが、画面越しでもわかるくらいだった。

自販機に挟まる勝男、そこへ偶然現れる鮎美の絶妙すぎるタイミング

スマホを拾おうとして自販機に挟まるっていう、シリアス続きの中での急なカオス展開。
焦ってる勝男(竹内涼真さん)の表情が必死なのに、妙に可愛いし面白いしで感情が忙しい。
そこへ鮎美(夏帆さん)が偶然通りかかるの、シーンとして完璧すぎるタイミング。
笑いながら警察に電話する鮎美の軽さが、勝男の緊張をふっと溶かしてる感じがして、二人らしさが一気に戻ってきた。
お互い最悪の日でも、こういう瞬間でつながるのほんと尊い。

並んで歩きながら本音がこぼれていく二人の時間

「お店出す話、なくなっちゃった」と鮎美(夏帆さん)がぽつり。
勝男(竹内涼真さん)も「俺もさ、会社でちょっと…」って返すあの空気、重さじゃなくて“共有してる”感じの優しさがあった。
そこからバッティングセンターや買い物へ流れる自然さが、二人の距離の形をそのまま見せてるみたいで温かい。
最後に飲みに行くまでの流れも、全部が穏やかで心地よくて、もうそれだけで胸が柔らかくなる。
同じ方向に歩ける人って、こういう瞬間にわかるのかもしれない。

「全力不器用男」って言葉の愛しさと、その場の空気のぬくもり

勝男(竹内涼真さん)が「俺マジで鮎美のこと何も知らなかったんだな」って真面目に言うの、嘘のない重みがあった。
それに対して鮎美(夏帆さん)が「だって完璧な人だと思ってたもん。超ハイスペック彼氏」って笑うの、すごく自然で素直。
でも「今は違うのか」と聞かれて、「うん、違う。全力不器用男。でも今の方がいい」って返すその言葉。
あれはもう告白並みに心を揺らす破壊力。
不器用さを肯定できる関係って、それだけで特別だと思う。

勝男の「やり直そう」に視聴者がざわつくラスト

帰り道で勝男(竹内涼真さん)が「もう1回やり直そう。俺たち」と真正面から言う瞬間、空気が一気に締まった。
「今の俺たちならうまくいく」「前みたいにはならない」っていう言葉が、未練とか後悔じゃなくて“覚悟”として響く。
鮎美(夏帆さん)がどう答えるのか、表情の揺れが細かくて、それを見るだけで胸がきゅっとなる。
SNSが「よく言った」「復縁してほしい」「キュンした」であふれてたのも納得。
あれは反応せずにはいられないラストだった。

まとめ

第9話は、二人の不器用さが全部ちゃんと愛おしく見える回だった。
鮎美(夏帆さん)も勝男(竹内涼真さん)も、自分の弱さをやっと言葉にできるようになってて、その成長がすごく沁みる。
笑って、落ち込んで、救われて、寄りかかって。
その全部が積み重なって「やり直そう」の一言に繋がってるのがわかるから、胸がぎゅっとなる。
次の答えがどうなるのか怖いけど、見たい気持ちが止まらない。
(こころん)