第9話、レイコ(齊藤京子さん)の感情がずっと限界ギリギリみたいで、見てるこっちの息まで浅くなるレベルだった。
沙織(新川優愛さん)の動きも読めないし、誰が何を企んでるのか全部が濃くて、油断すると気持ちがざらっと持っていかれる。
あのラストのキス、心がドッと沈む音がした。
沙織(新川優愛さん)が明彦(内藤秀一郎さん)に近づく圧の強さ
沙織(新川優愛さん)が新堂家の秘密を暴こうと執着していた理由は分かってたけど、そこから“亡くなった優奈の夫”である明彦(内藤秀一郎さん)に接近する流れがもう危険信号のオンパレード。
「共犯者」と呼んで縛りつけるような言葉を平然と使うし、笑ってるのに冷えた刃みたいな空気をまとってて、見てるだけで背筋がざわつく。
明彦の迷ってるような影のある表情がまた余計に不安を煽る。
この二人の距離感、普通じゃないってわかってるのに止められない感じが怖い。
健司(津田寛治さん)を失ったレイコ(齊藤京子さん)の復讐の炎
健司を亡くした瞬間から、レイコ(齊藤京子さん)の中で何かが完全に壊れたようで、あの静かな怒りが画面越しでも震えるほど強い。
新堂家の闇を暴く、と決意する声がすごく澄んでて、その分“もう後戻りできないんだな”って胸が締めつけられる。
沙織(新川優愛さん)と新堂(竹財輝之助さん)に対して向ける目の奥には、悲しみと怒りの境目が消えてしまったような危うさがある。
復讐って感情が燃え上がるのを、まさに目の前で見せつけられてる感じ。
“ダーリン”発言からのキス、レイコ崩落寸前の衝撃シーン
レイコの前に沙織(新川優愛さん)と明彦(内藤秀一郎さん)が現れた時点で、空気がひどく重かった。
でもまさか沙織が明彦を「私の本当のダーリン」って呼んで、そのままレイコの目の前でキスするなんて、予想の外側すぎる展開。
娘の死に関わった沙織と、義理の息子である明彦のキスって、もう言葉にできない衝撃で胸が硬直するレベル。
レイコ(齊藤京子さん)の表情がみるみる崩れていくのが苦しくて、見ていて心がずんと沈んだ。
SNSで「地獄展開」「絶望」「最低じゃん!!」とざわつくの、ほんとそのままの気持ち。
明彦(内藤秀一郎さん)の行動の不可解さに残るモヤモヤ
明彦がなぜ沙織に従っているのか、その理由がまだ霧の中だからこそ、行動の一つひとつが重くのしかかる。
表情が迷っているようにも、諦めているようにも見えて、真意が読み取れないのが余計に怖い。
レイコの傷をえぐるような行動に加担してしまってるようで、その矛盾した空気が心にひっかかったまま取れない。
このまま彼がどこへ転がるのか、考えるだけで胃がぎゅっとなる。
まとめ
第9話は、感情の地盤が突然崩れるみたいな回だった。
レイコ(齊藤京子さん)の怒りと悲しみ、沙織(新川優愛さん)の狂気じみた支配欲、明彦(内藤秀一郎さん)の不可解な沈黙。
全部が絡んで、最後のキスシーンの破壊力がとんでもなく重かった。
“復讐の物語”という枠を超えて、心の弱さや依存の怖さまで突きつけられた感じがして、余韻がずっと抜けない。
このあとどうなるのか考えるだけで、胸がざわつきっぱなし。
(こころん)

