『シナントロープ』、第9話の“デート回”が可愛すぎて情緒ゆさぶられた(感想)(ネタバレがあります)

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第9話、都成(水上恒司さん)と水町(山田杏奈さん)の距離が、ふいにふわっと縮まっていくのが微笑ましくて、ずっと頬がゆるんでた。
重めで不穏な空気の多い作品なのに、急に青春っぽい光が差し込んでくる感じが心に心地よくて、デート回の破壊力ってこんなに強いんだ…としみじみ実感。
SNSがざわついたのも納得しかなかった。

突然の「デートの誘い」があまりにも自然で胸がきゅんとした

シナントロープの大繁盛でバタバタしていたあと、水町(山田杏奈さん)から事務所に呼ばれた都成(水上恒司さん)。
「デートのお誘いかい?」って軽く冗談で言ったら、本当に「そう、デートの誘い」って返す水町のテンポが絶妙すぎて、こっちまで思わず声が漏れそうになった。
お互いそんなに深い意味を持たせないようにしてるのに、言葉の裏側にやさしい温度がじんわりある感じがすごくいい。
恋に発展するのか、ただの“大学生の気まぐれ”なのか、その曖昧さが余計に胸を刺激する。

遊園地での二人の空気があまりにも愛おしい

お化け屋敷でビビり倒す都成と、ちょっと楽しそうに見守る水町。
絶叫系アトラクションではしゃいだり、軽く肩が触れ合うたびに距離が縮んでいく感じが伝わってきて、画面の色味まで柔らかく見える。
二人が並んで歩くだけで“恋の匂い”がうっすら漂ってるのに、まだ誰もその線は越えてない…そのもどかしさが最高。
休憩中、お茶を飲みながらちょっと真面目な話をするその雰囲気も、大事な話というより“仲良しの会話がふと深まる瞬間”みたいでキュンが止まらなかった。

「なんで俺?」の質問に返ってきた答えが刺さる

都成(安定の内気な表情)が「なんで俺だったの?」って聞いた時、水町の「キバタンはうるさそうだし、ハシビロコウは動かなそうだし…」という本音。
消去法と言いつつ、どこかくすぐったい優しさが混じっていて、都成の「消去法…」という気まずさすら可愛い。
あのやり取り、恋の入口でよくある“自分が選ばれた理由を探してしまう”気持ちそのもので、リアルなのに愛しくてたまらなかった。
水町の真意は読みづらいままなのに、その曖昧さが二人の関係に深みを与えているのが面白い。

SNSでも“二人かわいすぎる”と大盛り上がり

「付き合え!今だー!!」「二人ともかわいくて尊い」「都成優しすぎて惚れる」など、デートシーンの反応が勢いありすぎてTLがまっ白になるほど。
特にお化け屋敷の都成のリアクションに笑うファンが続出してて、あの素直すぎる反応が本当に愛しい。
一方で、「水町どういうつもり?」という“ミステリー要素の警戒”が混ざる感じも、この作品ならでは。
ただ、どれだけ警戒しても“今日の二人は確かに可愛い”という事実だけは揺るがなかったと思う。

まとめ

第9話は、これまでの不穏さの中で一瞬だけ差し込んだ“青春の陽だまり回”みたいな存在だった。
都成(水上恒司さん)の不器用な優しさと、水町(山田杏奈さん)のつかみどころのない可愛さがかけ合わさって、恋の始まりみたいな空気がずっと漂っていた。
消去法でもなんでも、二人が並んで笑っているだけで心がほっと緩む。
次の展開がどう揺れるのか怖いけど、今日のデートの余韻はしばらく消えそうにない。
(あやぴょん)