『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第9話、心えぐられて呼吸忘れた(感想)(ネタバレがあります)

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復讐ってこんなにも温度が高くて冷たくて、混ざらないのに同時に突き刺さるんだって思った。
篠原レイコ(齊藤京子さん)と篠原玲子(水野美紀さん)のW主演、第9話は静かに燃える火みたいで、目をそらせないほど痛かった。
成瀬(白岩瑠姫さん)が見せた写真、その奥に眠ってた記憶まで引きずり出す展開で胸がぎゅうっと縮む。
SNSじゃ「心が苦しい」「涙止まらん」「成瀬回しんどい」って声が溢れてて、ほんとそれ以上の言葉ない。

沙織(新川優愛さん)の影が濃すぎた、狂気の笑顔が刺さる

ボスママ・沙織(新川優愛さん)が優奈(大友花恋さん)の夫・明彦(内藤秀一郎さん)に近づくあのシーン、呼吸が浅くなる。
「共犯者」「逃げられない」の言葉、氷みたいに冷たいのに切り傷になるレベルで鋭い。
悪魔みたいな笑みは優雅ですらあって、怖いのに目が吸い寄せられた。
優奈を死に追いやった過去を、砂糖みたいにゆっくり溶かしながらねっとり支配しようとする沙織、モンスターって言葉が似合いすぎる。
レイコが燃えてるのとは違う種類の炎で、背中ぞわぞわした。

レイコ(齊藤京子さん)の復讐は止まらなくて、炎みたいに広がる

健司(津田寛治さん)を失った怒りと悲しみが胸に張り付いたまま、レイコはもう後戻りできない場所に立ってた。
新堂家の闇を暴く誓いの言葉は、柔らかく響くのに刃みたいで泣きたくなる。
“娘を奪われた母”の痛みは、整形した顔でも消えなくて、瞳の奥にずっと残ってる。
復讐は正義か、それとも破滅か──そんな問いを押し付けられてる気がした。

成瀬(白岩瑠姫さん)が差し出した写真、過去が軋む音がした

成瀬が「話しておきたいことがある」と差し出した一枚の写真、そこにいたのはレイコと同じ顔をした若い女の子。
言葉を失うレイコ、息が止まったみたいに固まる体。
成瀬の「俺が○○した人だ」という告白、その空白に詰まってる感情の重さがやばい。
幼なじみ・愛里を失った過去が明かされて、成瀬がレイコを救っただけじゃなくて、レイコも成瀬を救ってたって気づく。
胸を殴られるみたいに痛いのに、優しさだけが最後残る。

優奈の夫・明彦(内藤秀一郎さん)の裏切りがじわっと怖い

沙織と明彦の関係、ただの不倫なのか、それとももっと深い闇なのか。
「裏切り?弱み?」「逃げられないの?」ってSNSでざわめく気持ち、わかる。
誰が味方で誰が敵なのか、境界線がにじんでぐらぐら揺れる。
登場人物全員の感情が泥みたいに濃くて、踏み込むと沈むのに見たい気持ちは止まらない。

まとめ

第9話は復讐の刃と救いの手が同時に伸びてきて、胸の奥でぶつかる音がした。
沙織の狂気、レイコの炎、成瀬の傷跡。
どれも痛いのに綺麗で、息を整えないと見続けられないのにもう次が欲しい。
真実も愛も復讐も、全部ひとつの体に入りきらないのに、苦しさごと抱えたくなるドラマだった。
来週の展開が怖いのに楽しみっていう矛盾、ずっと抱えたまま眠れなかった。
(りりたん)