第9話、空気変わったって思った。
新人記者・信田日向子(奥山葵さん)の迷いと熱がちゃんと形になって、言葉じゃない自信みたいなものが背中から滲んでた。
週刊誌を追いかけるだけじゃなくて、“人を見よう”って視線がまっすぐ前に伸びていく感じで、胸の奥がじんわり温かい。
SNSでも「覚醒回」「ついにきた」って盛り上がってて、わかるしかない。
日向子(奥山葵さん)×村井(夙川アトムさん)、あの褒め言葉が刺さる
ニコちゃん(宮澤佑さん)から受け取れるはずだった預かりもの、その先に待ってたのは第3の人物=サングラス男(小西詠斗さん)の存在。
久保塚(相馬理さん)でも青城(古屋呂敏さん)でもない新しい影が出てきた時、事件がいきなり縦に深く落ちていく感じがして背筋が伸びた。
日向子が村井に婚活パーティーの経緯を話して、先入観で決めつけない姿勢を見せたときの「成長したな」の一言、優しいのに涙腺にくる。
不意打ちで褒められて動揺してる日向子、むしろそこに仕事人としての光が見えた気がした。
事件班総出、青城と謎の尾行者が交差する瞬間にゾワ
北浜(赤ペン瀧川さん)の号令で事件班が総動員、張り込みや取材の空気がピリッと張った感じに切り替わる。
青城を追っていた阿久津(大倉空人さん)が「自分以外にも尾行者がいる」と気付くシーン、息止めるくらいスリリング。
影が影を追ってる状況、誰が何を握ってるのか線が複雑に絡み始めてて、画面の温度が一段下がった。
サングラス男の正体、まだ霧の奥だけど、ただの脇じゃ終わらない雰囲気が濃すぎる。
女子高生・橋本まどか(崎本紗衣さん)に会いに行く決断が強い
日向子が「両親に会いたい」と言い出す場面、情報じゃなく生身の悲しみの方へ歩くのが本気の記者っぽくて震えた。
週刊誌は時に刃にも盾にもなるけど、その向こうに“人”がいるって視点がちゃんと彼女の中にある。
SNSでも「書く側じゃなく確かめる側になった」「言葉より行動が強い」って声があったけど、ほんとそのまま。
物語のスピードが上がってるのに、日向子の視線は急かされず丁寧で、だからこそ響く。
SNSは熱と推理で沸騰、「日向子の目が変わった」の声多数
「同期と酒飲みながら語るのエモい」「週刊真実に抜かれてたまるか最高」みたいなテンション高めの感想も多くてニヤける。
久保塚は犯人じゃない説、ニコちゃん疑惑、サングラス男の謎…推測が飛び交ってて先読みの温度も上がってた。
真相に近づいてるはずなのに、むしろ謎が増えていく感じ、しびれる。
日向子の仕事観が育っていくほど、事件の輪郭も濃くなるのが最高にドラマ。
まとめ
第9話は、仕事としての“書く”と、人としての“向き合う”のバランスがすごかった。
日向子(奥山葵さん)がただの新人じゃなくなっていく表情に、未来の匂いがちゃんとある。
サングラス男、ニコちゃん、青城――絡まった糸の先が見えそうで見えなくて、心臓がずっと小刻みに揺れてた。
真実はすぐそこな気がするのに、あと一歩が遠い。だから次回が待てない。
(りりたん)

