『ザ・ロイヤルファミリー』第9話、夢も涙も蹄の音みたいに胸に響く(感想)(ネタバレがあります)

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第9話、競馬の熱がそのまま心臓に移ってくる回だった。
栗須(妻夫木聡さん)と耕一(目黒蓮さん)が描く未来は2年後の有馬記念。
そこへ向かって走る人間と馬、その絆の強さが眩しくて、ちょっと息が上がる。
チームロイヤルの結束を見るたび、夢って1人じゃ背負えないんだなって思う。
勝ち負けじゃなく、生き方が燃えてた。

主戦ジョッキー交代、翔平(市原匠悟さん)のスタート

隆二郎(高杉真宙さん)に代わって翔平(市原匠悟さん)がロイヤルファミリーを背負う。
秋のGⅠシーズンに挑む姿、緊張の汗まで映像越しに伝わるみたい。
でもその直後に巻き込まれるトラブル、流れが急に軋んで軌道がずれる。
夢って直線じゃなくて、荒れたコースを走るんだって突きつけられる。
馬も騎手もチームも、支え合わなきゃ折れてしまう。
その現実が少し苦い。

展之(中川大志さん)の挑みたい牙、三冠という頂

耕一(目黒蓮さん)のライバル・展之(中川大志さん)は、父の椎名(沢村一樹さん)すら叶えられなかった三冠制覇へ狙いを定める。
その背中は孤独で、でも炎が揺れてる。
自分の血と誇りで勝ちに行こうとする姿、ぶつかりそうなくらい強い。
家族の影と期待に押されながら前へ進む足音、耳に残る。
競り合う2人の視線だけでレースが始まってる感じがした。

ファミリーの強さ、涙と笑いと祈りのバランス

栗須(妻夫木聡さん)は泣きながら走るみたいな人。
涙が本物で、笑顔が本物で、その両方が胸に刺さる。
加奈子(松本若菜さん)が逆プロポーズなんてタイミング持ってくるから、栗須さんの思考が固まってて可愛い。
でもその後の涙が優しくて、ちゃんと背中を押されてた。
“今が全盛期”って言い切った耕一(目黒蓮さん)の変化も鋭くて、頼もしさが滲む。
人と馬と時間が全部進んでるのが見えた。

視聴者の声は風みたいに熱かった

SNSでは「再現しきれなくても作品がまとまってる」「毎週感情が乱高下」なんて言葉が並んでた。
叫びながら観てる人もいたらしくて、分かりやすすぎる気持ち。
王道の展開だって、誰かと肩を並べて夢を見るから心が震える。
家族で仲間で、一つの馬に賭ける物語だからこそ、胸が跳ねた。
最終決戦が来る空気、静かに燃えてる。

まとめ

第9話は、未来に向かう歩幅が強くて優しい回だった。
栗須(妻夫木聡さん)は夢を背負う重さと幸福の涙をそのまま抱えていて、耕一(目黒蓮さん)も翔平(市原匠悟さん)も展之(中川大志さん)も、それぞれの正しさで駆けてた。
20年という軌道の続きに何があるのか、視線がもう最終回へ向かっちゃう。
馬の鼓動と人の感情が一緒に走っていて、胸の奥でまだ蹄の音がしてる。
(りりたん)