第9話、三ツ橋食品社長・本橋慎吾(笠松将さん)の“ぞわっ”とする言動が一気に爆発してて、画面越しでも鳥肌レベルだった。
いろは(池村碧彩ちゃん)の純粋さに付け込む感じがあまりにも露骨で、思わず呼吸が止まった。
茉海恵(川栄李奈さん)や百合亜(波瑠さん)の必死さとは真逆の、慎吾の冷たい笑みが怖くて震える回。
SNSの荒れ具合も納得しかなかった。
“パパより”の手紙で誘い出す慎吾(笠松将さん)のやり口が悪質すぎる
DNA鑑定の結果、いろはの実父だと分かった慎吾(笠松将さん)。
その直後に「誰にも言わないで来て」と手紙で誘い出すの、もう言葉の選び方から悪意が滲んでて本当に無理だった。
父親を知りたいといういろは(池村碧彩ちゃん)の弱さを狙ったタイミングで、夜のマンション前に呼び出すとか怖すぎる。
小さないろはがドキドキしながら慎吾の車に乗り込む姿が健気で、見てる側の胸がぎゅっと苦しくなった。
「パパより」の文字が、優しさじゃなくて“罠”に見えてしまうのが辛い。
キラキラ髪飾り、洋服の山…褒め言葉の嵐が逆に恐怖を誘う
慎吾(笠松将さん)がいろはを座らせて、キラキラの髪飾りをつけながら「すっごくかわいい」なんて濃厚にほめちぎるシーン。
あれ、視線も言い方も全部が不自然で、砂糖を過剰に振りかけたみたいな気持ち悪さがあった。
大量の洋服を「全部いろはへのプレゼントだよ」って見せつけて、欲しいものは何でも買う、と言うその口調も不気味。
優しさじゃなくて支配の匂いがぷんぷんしてて、いろはの小さな笑顔が逆に切なく見えた。
フレンチに誘うくだりも、好意を装った囲い込みにしか感じられなくて背筋がぞわっとした。
“秘密の相談”という名の脅し、本橋家に来いと迫る慎吾の本性
慎吾が「今日は秘密の相談があってね」と言い始めた瞬間、空気が一気に重くなる。
株主総会が近く、茉海恵(川栄李奈さん)が社長をクビになるかもしれないという話を持ち出し、それをいろはの責任みたいに利用するところが本当に最悪。
「いろはがパパのところに来てくれるなら…」と条件を提示するあたり、完全に幼い子どもへの圧。
いろはの小さな心につけこむような言葉で揺さぶるの、恐怖以外の何でもない。
無垢な子の“罪悪感”を利用しようとする姿勢がクズすぎて、SNSの怒りが爆発したのも納得だった。
SNS大荒れ、「本橋慎吾マジでキモい」「演技が上手すぎて腹立つ」の声が続々
放送後のSNSは慎吾(笠松将さん)への怒りが渦巻いてて、「キモい」「怖い」「本当にクズ」という言葉が並んでた。
でも同時に「ここまで腹立つのは演技が上手すぎるから」という声も多くて、笠松将さんの表現力のすごさが逆に証明されてた。
「愛されてこなかったんだろうな」というコメントもあって、慎吾の歪んだ背景を感じ取った視聴者も少なくなかった。
嫌悪と同情の狭間で揺れる回だったけど、とにかく〈いろはの安全を返して〉って気持ちでいっぱいになった。
まとめ
第9話は、慎吾(笠松将さん)の“甘い声で包んだ毒”に震えっぱなしの回だった。
いろは(池村碧彩ちゃん)に向ける笑顔も優しい言葉も、全部裏で計算されているように見えて、見ているだけで胸がざわつく。
茉海恵(川栄李奈さん)や百合亜(波瑠さん)が守ろうとしている“家族の形”に、慎吾が影を落としてくるのが本当に不気味。
最終局面へ向けて、物語の温度が一段上がったのを感じる回だった。
(みかんてぃ)

