第12話、画面見てるのにずっと背中がぞわぞわしてた。
ルイたちが矢崎と向き合うってだけで、空気が一段階重くなる。
アイドルの物語だったはずなのに、いつの間にか完全にクライムの温度。
静かな会話の裏で、ずっと「何か起きる」って分かってる感じがしんどい。
ベビスタ3人の立場が一気に追い込まれる
高宮ルイ(田辺桃子さん)、早川テルマ(横田真悠さん)、沢北イズミ(林芽亜里さん)の3人は、もう隠しきれないところまで来てる。
テルマの彼氏、イズミの子ども、その暴露が一気に表に出て炎上状態。
それだけじゃなく、「先生」の正体がルイの父・敏勝(猪塚健太さん)だと分かる流れが重すぎる。
家族、過去、罪が全部つながって、ルイが一人で背負いすぎてるのが見てて苦しい。
矢崎(増田貴久さん)の言葉がいちいち刺さる
話し合いの場で矢崎が放つ言葉が、とにかく冷たい。
「アイドルは夢を売る商売」「うそをつくのも仕事」って言い切るところ、正論っぽいのが逆に怖い。
ルイ(田辺桃子さん)が「本当のことを言いたい」と言った瞬間の空気の変わり方が印象的だった。
矢崎は味方のふりをしてるけど、ずっと上から見てる感じが消えない。
記者会見での決断と3人の覚悟
記者会見で、イズミ(林芽亜里さん)が子どもの存在を認めた場面は強かった。
ルイとテルマ(横田真悠さん)も、3人で決めたことだと伝える姿がまっすぐ。
守るための沈黙じゃなく、向き合う選択をしたのが分かる。
だからこそ、その直後に現れる矢崎の皮肉が余計に刺さる。
河都(城田優さん)との計画が一気に崩れる
河都と組んだ計画は、成功する前提で見てしまうからこそ怖い。
ワイン、睡眠薬、監禁という流れが成立すると思った瞬間、全部ひっくり返される。
矢崎(増田貴久さん)が一枚も二枚も上手で、冷静に全部見抜いてるのが恐怖。
さらに河都の裏切りで、「誰も信用できない」状況になるのがしんどい。
屋上の修羅場と望月(曽田陵介さん)の存在
刃物を持った河都がルイを屋上に連れて行く場面は、画面見ながら息止めてた。
助けを求めるルイの声に駆け付ける望月(曽田陵介さん)が、間に合った瞬間は本気でほっとした。
刺されながらも手錠をかける展開があまりにもギリギリ。
それでも河都が自ら飛び降りる結末は、後味が重く残る。
矢崎の執着と望月の危うさ
「人の心を操るのが面白い」と言い切る矢崎の狂気がはっきりした回。
それなのに「ルイは俺のもの」みたいな執着を見せるのが一番怖い。
一方で、「守るためならなんだってする」と言う望月も、刑事としては危うい立場。
味方に見える人ほど、どこで線を越えるか分からない不安が残る。
まとめ
第12話は、情報量と緊張感が途切れない回だった。
ルイ(田辺桃子さん)、テルマ(横田真悠さん)、イズミ(林芽亜里さん)が選んだ行動は、もう後戻りできないところまで来てる。
矢崎(増田貴久さん)の存在が物語を一気に不穏にして、次回への不安を最大まで引き上げた。
最終話で何が正解になるのか、全く予測できないまま終わる余韻が強烈。
(ゆめのん)

