『プロポーズ大作戦』第5話、やり直しのキスが青春すぎて心が忙しい(感想)(ネタバレがあります)

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第5話を見て、懐かしさと照れが一気に押し寄せてきた。
ケンゾーこと岩瀬健(山下智久さん)と吉田礼(長澤まさみさん)が大学生になるだけで、空気が一段ときらきらする。
すれ違い続けてきた2人の距離が、ほんの少し縮まる感じがたまらない。
昔見たはずなのに、今見ると刺さり方が全然違うのが不思議。

大学生編スタートで一気に青春感が加速

高校を卒業して、キャンパスに立つ健と礼。
制服じゃなくなっただけで、関係性が一歩進んだように見えるのがずるい。
健(山下智久さん)の不器用さはそのままなのに、表情が少し大人びて見える。
礼(長澤まさみさん)も、無邪気さと大人っぽさが混ざってて目が離せない。
大学生になっても、幼なじみ特有の距離感が消えないのが、この作品らしい。

祖父・太志(夏八木勲さん)が運んできた時間

第5話は、礼の祖父・太志が訪ねてくるエピソードが軸。
穏やかで優しい視線が、礼の成長をちゃんと受け止めてるのが伝わる。
過去と今をつなぐ存在として、太志の存在がすごく効いてる。
2002年の空気感やワールドカップの時代背景も相まって、時間がリアルに感じられる。
この回がただの恋愛回じゃない理由が、ここにある。

少しずつ見えてくる健の希望

未来を変えようとしても、なかなかうまくいかない健。
妖精(ハレルヤチャンス)に何度も頼る姿は情けないけど、必死さが愛しい。
でも第5話からは、完全な空回りじゃなくなってくる。
健自身が、ちゃんと行動しようとしてるのが分かるから。
その変化が、ラストのシーンにつながっていく。

2度目のファーストキスが尊すぎる

帰り道で、ファーストキスの話題を振る健の勇気。
「小学校の運動会でしょ?」ってさらっと言う礼の無防備さが強い。
呆れて歩き出す礼の手を引いて、振り向きざまにキスする流れが完璧。
「今の、1回目な」という健のセリフ、ぶっきらぼうなのに気持ちが全部出てる。
怒りながらも一瞬笑う礼の表情が、青春そのものだった。

視聴者が沸いた理由が分かる回

なかなか素直になれない2人が、ぎこちなく近づく過程が丁寧。
派手な展開じゃないのに、心拍数だけ上がるタイプの名シーン。
今見ると、礼の方がずっと健のこと好きなのも伝わってくる。
当時気づかなかった感情に、今になって気づく人が多いのも納得。
山下智久さんと長澤まさみさんの並びが、今見ても強すぎる。

まとめ

第5話は、青春のど真ん中を丁寧にすくい取った回だった。
健(山下智久さん)と礼(長澤まさみさん)の関係が、ほんの一歩進んだのがうれしい。
やり直しのキスなのに、初めて見るみたいにドキドキするのがすごい。
この先のすれ違いを知ってても、希望を感じさせてくれる。
何年経っても色あせない理由が、ちゃんと詰まってた。
(ゆめのん)