法律事務所から出版社、しかも官能小説編集部っていう振り幅がもう強すぎて、開始数分で気持ちが追いつかなくなるやつ。大泉ましろ(桃月なしこさん)の表情ひとつひとつがリアルで、画面の前で同じ顔してた気がする…。
配属初日の空気、あれは忘れられない
編集部のドア開いた瞬間の温度差、ほんとにすごい。編集長の玉川丈治(徳井義実さん)と、編集者の渡瀬美帆(髙畑遊さん)、石神井健人(九十九黄助さん)が、もう仕事モード全開で専門用語と独特のノリが飛び交ってて、置いていかれる感じがちゃんと伝わってくるのがつらいけど面白い。
あの場面の衝撃は忘れられない、って自然に思っちゃうやつ。説明されなくても「ここ、別世界だ…」ってなる空気感がすごくて、ドラマなのに職場見学してる気分。
ましろの目線だからこそ刺さる
ましろが読むことになる原稿、最初は完全に戸惑いしかなくて、ページをめくる手が止まる感じも表情で分かるのが上手い。だけど、読み進めるうちにちょっとずつ何かに触れてしまったような顔になる瞬間があって、そこがもう…。
ただ驚くだけじゃなくて、心の奥に引っかかる何かが生まれたみたいな、あの間。まさかあの人物が…!って言いたくなるポイントもちゃんと仕込まれてて、1話なのに感情の振れ幅が大きい。
コメディなのに、急に真面目にくるの反則
全体的にはテンポ良くて笑えるところも多いのに、急にスッと静かになる瞬間があって、そこが妙に刺さる。母・道代(遼河はるひさん)の存在も、直接出てこなくてもずっと背中に乗ってる感じがして、ましろの選択が軽く見えないのがいい。
「仕事って何を基準に選ぶんだろ」みたいなことを、こんな題材で考えさせられると思ってなかったから不意打ち。軽そうに見えて、ちゃんと芯があるのがこのドラマの強さかも。
タイトルだけで判断したらもったいないやつ
正直、タイトルのインパクトで身構える人も多そうだけど、1話見たら印象かなり変わると思う。官能小説っていう題材を使いながら、描いてるのはかなり等身大の就活とか仕事の壁で、そのバランスがちょうどいい。
派手な出来事よりも、心の中の「え、今の何…」っていう小さな揺れが積み重なっていく感じで、そこがじわじわ効いてくるタイプ。気づいたら、ましろのことちゃんと応援したくなってる不思議。

