第1話、最初は家族ドラマみたいな空気で、画面もあったかくて油断してた。
鷲尾武尊(勝地涼さん)が家族とバーベキューしてるところ、普通に幸せそうでほっとする。
だからこそ、その後の展開が一気に冷えて、感情の切り替えが追いつかない。
楽しい時間があるほど、失った瞬間の衝撃が倍になるって、こういうことかって思った。
穏やかな家族シーンが逆に効いてくる
元刑事の武尊(勝地涼さん)、妻の美羽(瀧本美織さん)、娘たちの優香と詩音。
バーベキューのシーンは、日常そのものって感じで安心感がすごい。
この家族なら大丈夫そう、って自然に思わせてくるのがうまい。
だから詩音の誕生日の夜に帰ってこないって聞いた瞬間、空気が一気に変わる。
平和な描写が丁寧だった分、後の不安がずっと残る。
GPSが示す公園と、いない詩音の現実
GPSで場所が分かるって、便利なはずなのに、ここでは希望にならない。
公園に着いても詩音の姿がない時点で、嫌な予感が確定する。
走って探す武尊(勝地涼さん)の焦りが画面から伝わってきて、見てる側も落ち着かない。
帰宅して警察に連絡しようとした、そのタイミングで鳴る電話が最悪すぎる。
「誘拐しました」って言葉の重さが、急に現実になる瞬間だった。
条件が“別の子どもを誘拐しろ”なのが残酷すぎる
身代金じゃなくて、別の子どもを誘拐しろっていう要求、思考が止まる。
娘を助けるために、他人の人生を壊せって迫られるの、選択として重すぎる。
美羽(瀧本美織さん)の表情も、取り乱すというより、言葉を失ってる感じでリアル。
正解がどこにもない状況に放り込まれるのが、このドラマの一番怖いところ。
考える余裕すら奪われるスピード感が、ノンストップって言葉そのままだった。
ラストでさらに重ねてくる展開がえぐい
ようやく覚悟を決めて動いたと思ったら、今度は誘拐した子が消える。
蒼空がいなくなるラスト、意味が分かった瞬間に背中がぞわっとした。
誘拐した側が、今度は奪われる側になる構図が、もう一段階しんどい。
犯人の狙いが単純じゃないって、一気に分かる作りになってる。
「これ、まだ続くの?」っていう不安がそのまま次回への緊張になる感じ。
考察したくなる仕掛けが多すぎる第1話
犯人は誰なのか、目的は本当に子どもなのか、それとも別の何かなのか。
誘拐が連鎖していく形なら、最初の被害者も同じことをされた可能性もある。
SNSで“誘拐バトルロワイヤル”って言われるのも分かる構造。
一話でここまで疑問を積み上げてくるの、かなり攻めてる。
怖いのに、続きが気になるタイプのやつで、感情が忙しい。
まとめ
第1話は、家族の幸せと絶望を一気に見せてくる構成が強烈だった。
鷲尾武尊(勝地涼さん)と美羽(瀧本美織さん)の選択が、これからどう転ぶのか全然読めない。
誘拐を止める話じゃなく、誘拐が連鎖する話になっていく予感がして、緊張が抜けない。
考察しながら見ないと追いつけないタイプのミステリーで、初回から本気度が高い。
心は削られるけど、物語としてはかなり引きが強いスタートだった。
(りりたん)

