『夫に間違いありません』第1話、優しさが一気に怖さに変わる瞬間がしんどい(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、最初は静かで生活の音がちゃんと聞こえる感じなのに、途中から空気が急に冷える。
朝比聖子(松下奈緒さん)の毎日が丁寧に描かれてるから、ちょっとした違和感でも胸がざわつく。
そこに現れる葛原紗春(桜井ユキさん)の存在が、優しさと不安を同時に連れてくる。
助け合ってるはずなのに、どこかで歯車が噛み合わなくなっていく感じがずっと残る第1話だった。

「夫に間違いありません」の重さが刺さる序盤

朝比一樹(安田顕さん)が失踪して、川で見つかった水死体。
顔も分からない状態なのに、手のホクロを見て「夫に間違いありません」と言う聖子の声が震える。
信じたい気持ちと、信じなきゃ前に進めない気持ちが混ざってるのが伝わってきて苦しい。
この一言が、この先の全部を動かすスイッチだったんだと思うと、あとからじわじわ来る。

1年後の「あさひおでん」に戻ってきた日常

子どもたちと義母を支えながら店を切り盛りする聖子の姿が、現実すぎて安心する。
忙しいけど、ちゃんと生活が回ってる感じがあって、ここが居場所なんだって分かる。
そんな休憩時間に、店の奥から聞こえる物音。
そこに立ってたのが、一樹(安田顕さん)だった瞬間、頭が追いつかない。
謝る一樹と、受け止めようとする聖子の表情が、喜びと混乱でぐちゃっとしてて切ない。

間違いに気づいた瞬間の背筋の冷え方

再会の直後に、「自分は遺体を誤認した」という事実に気づく流れが残酷すぎる。
嬉しいはずの再会が、そのまま罪の自覚に変わるスピードが早すぎる。
聖子(松下奈緒さん)が言葉を失う感じがリアルで、画面の空気まで重くなる。
幸せが続かないって分かってる展開なのに、心が追いつかない。

紗春(桜井ユキさん)の夫の特徴が重なる恐怖

娘の看病を引き受ける流れで、自然に距離が近づく聖子と紗春。
同じように働いて、同じように家族を支えてる感じがして、やっと味方ができた気持ちになる。
でも、チラシで知る夫の失踪時期、右手の二つのホクロ、同じTシャツ。
一つずつ重なるたびに、優しかった時間が一気に疑いに変わる。
ここで全部がつながった瞬間、心の中で警報が鳴りっぱなしになる。

サスペンスなのに生活の匂いが消えないのが怖い

このドラマ、事件よりも日常の描写が先に来るから余計に効く。
買い物、仕事、子どもの世話、義母との同居。
どれも特別じゃない毎日の中に、取り返しのつかない選択が入り込んでくる感じ。
「家族を守るため」の決断が、誰かの人生を壊してるかもしれないって構図が重い。
優しさと罪が同時進行していくのが、この作品の一番こわいところ。

まとめ

第1話は、優しい出会いがそのまま不安に変わるまでの流れが本当に巧みだった。
朝比聖子(松下奈緒さん)の選択が、正しかったのか間違っていたのか、簡単に言えないのがつらい。
葛原紗春(桜井ユキさん)の存在が、これからの物語をさらに複雑にしていく予感しかしない。
安心したいのに、ずっと胸の奥がざわざわする余韻が残る第1話だった。
(あやぴょん)