『探偵さん、リュック開いてますよ』第1話、世界観がふわっと不思議でクセになる(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、画面の空気がずっとゆるくて、なのに情報量はちゃんと多いのが不思議。
温泉街で探偵で発明家って設定だけで、もう脳内が少し混乱するのに、見てるうちにそれが当たり前みたいになってくる。
一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)の淡々としたテンポが、この世界を成立させてる感じがして、気づいたら受け入れてた。
事件を追ってるはずなのに、どこか散歩してるみたいな気分になる第1話だった。

温泉旅館で探偵と発明を両立してる洋輔の生活

廃業した実家の温泉旅館「ゆらぎや」で暮らしながら探偵をして、空き時間は発明。
この生活リズム、字面だけだと意味が分からないのに、映像になると自然に見えてくるのがすごい。
洋輔(松田龍平さん)が発明に集中してる姿も、事件の聞き込みしてる姿も、同じトーンなのが逆に安心する。
探偵なのに必死さがなくて、そこがこのドラマの一番の空気感かもって思った。

看板娘と幼なじみがつくる温泉街の距離感

商店の看板娘・酒井あおい(高橋ひかるさん)の明るさが、画面に入ると一気に色が増える。
幼なじみの不動産屋・清水としのり(大倉孝二さん)も、距離の近さがいかにも地元って感じで落ち着く。
この二人がいるだけで、洋輔の世界がちゃんと街とつながってるのが分かるのがいい。
事件が起きてても、日常は普通に続いてるって雰囲気がずっと保たれてる。

動画配信者・南香澄(片山友希さん)の距離の詰め方

突然現れる配信者の南が、洋輔に興味を持って尾行まで始める流れ、ちょっと強めなのに嫌な感じがしない。
カメラ回してるのに、観察してるだけじゃなくて、ちゃんと関わろうとしてるのが伝わる。
さらわれる場面を撮って、ナンバー渡してくれる展開も、行動が早くて頼もしい。
部屋を貸してほしいって交渉も、ちゃっかりしてるのに憎めないのが不思議。

松茸事件と犯人オチのゆるさがちょうどいい

松茸泥棒の依頼から始まるのに、話の進み方が全体的にふわっとしてる。
偽情報を流して待つ作戦も、緊張感より先に「この人たち大丈夫かな」って気持ちが来る。
最終的に犯人が山村の弟だったって分かるオチも、驚きより納得が先に来る感じ。
深刻になりすぎないから、見てる側の気持ちもずっと軽いまま。

発明品が全部ゆるくて全部ツボ

悪口を燃料に走るキックボード・ドンソク2号、発想がまず意味不明で笑う。
松茸用スニーカーを使いこなせず、最終的にリュックがロケットになる展開も予想外すぎる。
洋輔(松田龍平さん)が真顔で飛んでいくのが一番ずるい。
発明が便利なのかそうでもないのか分からないラインなのが、このドラマらしい。

まとめ

第1話は、事件よりも世界観を味わう時間が長いタイプのドラマだった。
探偵で発明家で温泉街って設定が、見てるうちにちゃんと馴染んでくるのが面白い。
一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)の力の抜けた存在感が、全部の空気を支えてる感じがする。
これからどんな依頼が来ても、たぶんこの温度のまま進むんだろうなって思える安心感が残った。
(ゆめのん)