『ぜんぶ、あなたのためだから』第1話、祝福ムードから一気に凍る流れがしんどい(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、最初はちゃんと幸せな結婚式の空気で始まるのに、数分後には胸の奥がざわざわして落ち着かなくなる。
林田和臣(藤井流星さん)と沙也香(井桁弘恵さん)のやり取りが自然で、ここから壊れるなんて思えない雰囲気だから余計につらい。
祝福の拍手と笑顔が続く中で、少しずつ違和感が混ざってくる感じが地味に怖い。
ラブストーリーのはずなのに、もうこの時点で疑心暗鬼の入口に立たされてる気分になる第1話だった。

結婚式の空気が一変する瞬間の衝撃

挙式も披露宴も、参列者が少人数で距離が近いぶん、温度が高くて和やか。
沙也香(井桁弘恵さん)がバイオリンを弾く場面も、式のハイライトみたいで綺麗だった。
それなのに、突然の痛みに顔を歪めて、手からバイオリンが落ちる流れがあまりにも急。
次の瞬間に血を吐いて倒れる展開、現実感がなくて一瞬理解が遅れる。
和臣(藤井流星さん)が駆け寄る姿と、会場のざわめきが重なって、一気に別の物語に切り替わる感じが強烈。

母・香(松下由樹さん)の言葉が空気をさらに冷やす

病院じゃなく、新居になるはずだった部屋での会話なのも、妙に生々しい。
憔悴してる和臣に向かって、「恥ずかしい」って言葉が先に出てくるのが引っかかる。
娘の命より世間体が先に来てるように聞こえて、背中がぞわっとする。
警察に連絡しようとする和臣の手を止める場面も、理由が完全に体裁の話なのが重い。
松下由樹さんの落ち着いた口調だからこそ、感情が見えなくて余計に怖さが増す。

カメラマン・桜庭蒼玉(七五三掛龍也さん)の視線が意味深

式の最中から、どこか冷めた目で場を見ている桜庭の存在が気になる。
予定調和の進行に飽きてるような態度が、他の参列者と明らかに違う。
シャンパンに毒が混入していた可能性を示す役回りも、急に物語の鍵を握る立場になる。
七五三掛龍也さんの静かな表情が、何を知ってるのか分からなくて落ち着かない。
この人の視点から、結婚式の裏側がどんどん暴かれていきそうな予感がする。

全員が疑わしく見えてくる配置がつらい

親友の尾崎や橋本、友人の杉浦や木村、誰が犯人でもおかしくない距離感。
少人数だからこそ、全員の顔がはっきり見えて、全員が容疑者になる構図が強い。
しかも、ただの事件じゃなくて、沙也香の過去まで掘り返されていきそうな流れ。
祝福の場に集まった人たちが、疑う対象に変わるスピードが早すぎる。
ラブストーリーって言葉から想像する温度と、実際の展開の差がえぐい。

和臣(藤井流星さん)の真っ直ぐさが逆に心配になる

和臣は終始、沙也香のことしか見てなくて、迷いがないのが分かる。
だからこそ、母の言葉や周囲の空気に飲まれそうになってるのが苦しい。
警察に連絡しようとする判断も、当たり前なのに止められてしまうのがもどかしい。
真面目で誠実だから、誰かに利用されないかって不安も出てくる。
この人が犯人探しに動き出したら、相当しんどい展開になりそうで構えてしまう。

まとめ

第1話は、幸せの象徴みたいな結婚式から一気に疑いの世界へ落とす構成が強かった。
林田和臣(藤井流星さん)の必死さと、母・香(松下由樹さん)の違和感のある言動が対照的で忘れられない。
沙也香(井桁弘恵さん)の倒れ方も、ただの事故じゃないって分かる演出で、気持ちがずっと落ち着かない。
ラブストーリーなのに、安心できる場所が一つもないスタートなのが逆に引き込まれる。
この先、誰を信じていいのか分からなくなる展開になりそうで、続きが頭から離れない第1話だった。
(あやぴょん)