「相棒 season24」第12話の感想|静かな違和感が全部つながる夜【ネタバレなし】

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“特調係”って名前からしてもうワクワク案件

まず設定がずるいって思った…。陣川(原田龍二さん)が非公認で立ち上げた“特調係”とか、そんなの気にならないわけないし。しかも相棒が用度係の女性警察官・速水了子(山下リオさん)っていうギャップまでセット。倉庫管理してる人が、あんな視点で事件を見るの…?って最初は半信半疑なのに、気づいたら「その発想どこから来たの…」ってなる流れ、めちゃくちゃ好きだった。

三億円のヴァイオリン、重すぎる存在感

盗まれた楽器が三億円って聞いた瞬間から、空気がちょっと変わる感じあって、ずっと頭の片隅に引っかかってた。普通の窃盗事件とは温度が違うというか、関わった人たちの人生まで影を落としてる感じがして、画面の端っこに映る表情とかも全部意味ありげに見えてくるのが怖い…。転落死のニュースが入ってきた瞬間の、あの静まり返った感じ、忘れられない。

特命係の安心感と、じわっとくる違和感

右京(水谷豊さん)と薫(寺脇康文さん)が動き出すと、やっぱり空気が整う感じがして安心するんだけど、その中でちょっとずつ積み重なる違和感がほんとに上手い。何気ない一言とか、何気ない行動が、あとから思い返すと全部意味持ってるタイプの回で、見終わったあとに「あの場面…」って脳内リプレイ止まらなくなるやつ。

陣川の恋、甘くない予感しかしないの何で

陣川(原田龍二さん)の恋の話が出てきたとき、最初はちょっと和むのに、だんだん胸がざわついてくる不思議。優しさが裏目に出そうな空気というか、信じたい気持ちと疑うべき現実の間で揺れてる感じが切なくて、表情ひとつで状況が伝わってくるのがしんどい…。まさかあの人物が、って心の中で何度もつぶやく展開だった。

名推理がかっこいいのに、ちゃんと苦い後味

速水了子(山下リオさん)の推理が決まる瞬間、スカッとするのに、同時に「それで全部ハッピー!」ってならないのが相棒らしいところ。正解にたどり着いても、誰かの気持ちが置き去りになる感じとか、救えなかったものの存在とか、ちゃんと残してくるのがずるい…。静かに刺さるタイプの余韻で、しばらくぼーっとしてしまった。

見終わってからじわじわ評価が上がる回

派手なアクションがあるわけじゃないのに、感情の振れ幅が大きくて、後から「良い回だったな…」って実感が増してくるタイプ。珍事って言葉で始まったのに、気づいたら人間ドラマの重さに包まれてて、陣川というキャラの見え方まで変わる感じがした。静かだけど、心にはずっと残る回。