「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」第2話の感想|甘さの奥に沈んでいく空気が忘れられない【ネタバレなし】

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

和菓子屋さん回なのに、ずっと胸がざわざわしてる

老舗の「福はぎ庵」と新しい「シン・FUKUHAGI-&」って、見た目はすごく華やかで、画面もきれいなのに、全体の空気が全然ほっとしないのが逆に印象的だった回。
米田正子(松嶋菜々子さん)が店に入った瞬間、場の温度が一段下がる感じがして、仕事モードのスイッチが入ると本当に強い人なんだなって改めて思った。
その横で笹野耕一(佐野勇斗さん)たちが自然にサポートしてる感じも、チームとしてだいぶ息が合ってきてる雰囲気で、見てて安心感あるのに、扱ってる問題はどんどん重たくなっていくのがしんどい。

双子なのに、立ってる場所が違いすぎる兄弟

萩本亜紀也(結木滉星さん)と萩本莉杏(上村海成さん)、同じ家で育ったはずなのに、話し方も視線も距離感も全部違って見えるのがつらかった。
直接ぶつかるシーンだけじゃなくて、相手の名前を出したときのちょっとした表情とか、言葉を選ぶ間とか、そういう細かいところがずっと痛い。
「あの場面の沈黙」は本当にきつくて、何も起きてないのに心だけが勝手に追い込まれていく感じ、静かなのに衝撃だけが残るタイプのシーンだったと思う。

飯島作久子の過去がのぞいた瞬間、空気が変わった

普段は穏やかで包み込む感じの飯島作久子(大地真央さん)が、今回ははっきり違う顔を見せるところがあって、そこから一気に物語の深さが増した感じがした。
「昔、ただ者じゃなかった人」っていうのが一瞬で伝わる目つきと、その後の静けさがセットで刺さる。
今も引きずってるものがあるんだろうなって思わせる表情が続いて、優しい人ほど過去が重たいっていうのが、ここで静かに伝わってきたのがつらい。

調査なのに、気づいたら感情の話になってる不思議

雑誌の取材を装った聞き込みとか、偶然の目撃とか、やってること自体はいつもの調査なのに、今回ずっと感情が前に出てくる感じがして、見てる側の心も休まらない。
正子が冷静に事実を追いながらも、人の気持ちを無視しない距離感で動いてるのがすごくはっきりしてきて、だからこそ簡単に割り切れない場面が増えていくのがしんどい。
仕事としての判断と、人としての感情、その間で揺れる空気がずっと続いてて、静かな回なのに情報量が多すぎる。

派手じゃないのに、ずっと頭に残る終盤の流れ

大きな事件が起きたわけじゃないのに、「まさかあの人物が…!」って思わず心の中で声が出る瞬間があって、その余韻のまま終わるのが本当にずるい。
説明できるタイプの驚きじゃなくて、見た人の中にだけ沈んで残る感じのやつ。
表情とか間とか、言葉にならない部分で刺してくる演出が多くて、このドラマの強さがすごく出てた回だったと思う。