第75回、空気がピリッとしたと思ったら、すぐ胸の奥がじんわりして、最後は思わず口元ゆるむ流れで感情が追いつかない。
トキ(高石あかりさん)のまっすぐさと、ヘブン(トミー・バストウさん)の不器用な優しさがぶつかって、ちゃんと通じ合うまでが丁寧でしんどいのにあったかい。
夫婦ってこうやって少しずつ距離を縮めていくんだなって、静かに教えられる回だった。
薬舗に乗り込むトキの勢いが切実
ヘブン(トミー・バストウさん)の様子を怪しいって感じ取って、山橋薬舗にそのまま入っていくトキ(高石あかりさん)、迷いがなくて胸がぎゅっとなる。
山橋(柄本時生さん)が止めても、そのまま奥の洋室まで行く行動力、怒りよりも悲しさが先に来てる感じがして切ない。
西洋料理を楽しんでるヘブンの姿を見た瞬間のトキの表情、言葉よりも感情が全部出てて苦しかった。
嘘をついてまで自分の料理を食べなかったって思ったら、心が追いつかなくなるのも無理ない。
あの場面、声を荒げるより先に目が潤むのがリアルで、感情の重さがちゃんと伝わってきた。
怒りの理由が「料理」じゃなかったところ
一緒に食事する流れになっても、トキ(高石あかりさん)の表情が全然晴れないのが印象的。
ナフキンやナイフの使い方を教わって、西洋料理を口にしても、心はそこにない感じが続く。
山橋(柄本時生さん)が「誘ったのは自分」ってフォローするけど、トキが怒ってるのはそこじゃない。
家族に嘘をつかれたこと、自分や母の料理が嫌だったのかって不安になった気持ちが一気に溢れる。
「嘘をつかれるのが嫌」って言葉が、怒りじゃなくて寂しさから出てるのが分かって胸が痛い。
ヘブンの本音が優しさゆえで余計につらい
ヘブン(トミー・バストウさん)が「日本のやり方も松野家も好き」って前置きしてから、本音を少しずつ出すのがしんどい。
正座が痛くて、滞在記が書けなくなってたって話、ずっと我慢してたんだって分かって切ない。
周りから「松江の宝」みたいに期待され続けて、応えなきゃって思ってた重さが想像以上だった。
せっかく手に入れた家族を裏切りたくなくて、本音を言えなかったってところが優しすぎる。
トミー・バストウさんの声のトーンが弱くなる瞬間、心の疲れがそのまま出てて刺さった。
本音をぶつけ合ってやっと笑える時間
トキ(高石あかりさん)が「私も嘘が嫌いです」ってまっすぐ言うところ、逃げずに向き合う強さがすごい。
そこから2人で謝って、もう嘘はつかないって約束する流れが静かだけど深い。
恐る恐るビーフステーキを食べて、思わず笑うトキの表情が一気に柔らかくなるのが救い。
次は司之介(岡部たかしさん)とフミ(池脇千鶴さん)も一緒に来ようって話すところで、家族の輪が広がる感じがする。
ぶつかったからこそ距離が縮まるって、ちゃんと画面で伝えてくるのが嬉しい。
名前呼びとキスで空気が一気に変わる朝
翌朝の送り出しの場面、静かなのに一番ドキッとした。
トキ(高石あかりさん)が頬を指さしてキスを求める仕草、勇気振り絞ってる感じが可愛い。
「いってらっしゃい、ヘブンさん」って名前で呼ぶ瞬間、空気が一段やわらかくなる。
ヘブン(トミー・バストウさん)が見つめ返す目がすごく優しくて、言葉なくても気持ちが伝わる。
夫婦として一歩進んだ感じが、派手じゃないのにしっかり残る締めだった。
まとめ
第75回は、文化の違いよりも「嘘をつかないこと」の大切さが中心にあって、夫婦の会話としてすごく誠実だった。
トキ(高石あかりさん)のまっすぐさがヘブン(トミー・バストウさん)の本音を引き出して、ちゃんと向き合えたのが尊い。
すれ違いからの仲直りが丁寧だから、最後の笑顔とキスがちゃんと効いてくる。
これから2人がどんなふうに一緒の時間を積み重ねていくのか、静かに見守りたくなる回だった。
(ゆめのん)

