第2話、タイトルのゆるさに安心してたら、後半で急に胸の奥をぎゅってされて、感情の切り替えが間に合わなかった。
一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)ののんびりした雰囲気がずっと続くのに、子どもの真っ直ぐな言葉が混ざると空気が一気に変わるの、不思議なくらい効いてくる。
発明とか地底人とか、ふわっとした世界観なのに、気づいたらめちゃくちゃ現実の話してて、そのギャップで心持ってかれた。
取材から始まる子どもとの距離の縮まり方が優しい
小学生の新聞部に取材される一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)、質問に一個ずつ丁寧に答えてて、最初から人の話ちゃんと聞く人なんだなって伝わってくる。
そこにやたら強めに絡んでくる田上たいよう(宇陽大輝くん)がいて、環境のこと本気で怒ってるのも子どもだからこその真っ直ぐさで、軽く流せない空気になる。
発明してる大人たちが許せないって言葉、正論すぎて刺さるし、たいようの視点がちゃんと物語の軸になってるのが強い。
洋輔が茶化さずに受け止めるから、二人の距離が変にこじれずに進んでいくのが見てて安心する。
地底人依頼がただのファンタジーで終わらない
サステナブルな乗り物“ドンソク”の話から、地底人探してほしいって依頼につながる流れ、普通なら笑いに行きそうなのに、ちゃんとたいようの不安から来てるのが分かる。
街のお肉屋さんの息子って設定も、生活感あって一気に身近になる。
たいようの「地球の将来が心配」って気持ちを、洋輔(松田龍平さん)が子どもの戯言で片づけないのが、この探偵の一番信用できるところ。
依頼の内容より、依頼した理由をちゃんと見てる感じがして、探偵っていうより大人として寄り添ってる印象だった。
大人たちの後悔と謝罪が地味に重たい
環境問題を語ってた人物が、実は清水としのり(大倉孝二さん)だったって分かる展開、過去の大人の行動が今の子どもに影響してるのが見えてくる。
清水がたいように謝る場面、言い訳しないのが逆にしんどくて、簡単に済ませられない問題だって伝わってくる。
そこに帰ってくるたいようの父親の存在も、別方向の重さで効いてくる。
働かなくなった理由とか、家庭の空気とか、全部は語られないのに、想像できちゃうのがつらい。
ぶどうジュースなのに本物の勇気に見えた瞬間
たいようの勇気を取り戻すために発明する洋輔(松田龍平さん)、その発想がもう優しすぎて胸に来る。
抽出された“勇気”を飲んで「働け」って叫ぶたいようの声、震えてるのに必死で、見てて息止まった。
父親がはっとして抱きしめる流れ、ここで発明がぶどうジュースだったって明かされるのがまた効いてくる。
本当に必要だったのは液体じゃなくて、背中を押してくれるきっかけだったって分かるのが、静かに強い。
ゆるい世界観の中に急に刺さる現実が来る構成
発明家で探偵で温泉旅館って設定なのに、家族の問題とか環境の不安とか、普通に今の話が入ってくるのが不意打ち。
南香澄(片山友希さん)がさりげなく情報つないでくるのも、物語を動かしつつ押しつけ感なくてちょうどいい。
全体的にゆるっとしてるのに、要所で心を直撃してくるから、油断してると普通に泣きそうになる。
第2話でこの温度出してくるの、予想してなかったから余韻が長引く。
まとめ
第2話は、たいようの勇気と洋輔の優しさが重なって、静かに胸を締めつけてくる回だった。
一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)が発明で人の心を支えようとする姿が、探偵というより完全に頼れる大人で、安心感がすごい。
タイトルのゆるさからは想像できないくらい、家族と子どもの感情に真正面から向き合ってて、気づいたら目が熱くなってた。
次もまた油断できない流れになりそうで、心の準備が必要なタイプのドラマだと思った。

