リブート:第1話のラストで心臓置いてかれたんだけど(感想)(ネタバレがあります)

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最初は家族の話で胸がじんわりしてたのに、気づいたら空気が冷えてきて、最後の最後で一気に足元すくわれる感じがきつい。
しかも、誰を信じていいのか分からない配置が上手すぎて、安心できる場所がどこにもないのがしんどいのに見続けちゃうやつ。
早瀬陸(松山ケンイチさん)の穏やかな雰囲気から、儀堂(鈴木亮平さん)としての鋭さに切り替わる流れも自然で、頭が追いつく前に物語が先に走っていく感じがあった。

優しい日常から一気に転がり落ちる導入

洋菓子店で家族と過ごす早瀬陸(松山ケンイチさん)の空気がとにかく柔らかくて、見てる側も勝手に心を預けちゃう。
息子たちと笑ってる場面とか、日常の小さな音まであったかくて、この時間がずっと続く前提で見てしまうのがもう罠。
そこに「遺体が見つかった」って現実が落ちてきて、空気が一気に変わるのが残酷すぎる。
松山ケンイチさんの表情が、信じたくない気持ちと理解しなきゃいけない現実の間で揺れるところ、胸の奥が重くなる。
この時点で、もう普通のサスペンスじゃ終わらない雰囲気がして、静かに覚悟決めさせられる感じだった。

“顔を変えて生きる”選択が重すぎる

妻を失った上に疑われる立場になって、そこで出てくるのが“別の人間として生きる”って提案なのが、発想からしてしんどい。
一香(戸田恵梨香さん)が淡々と説明するのも逆にリアルで、感情より先に手段が出てくる感じが怖い。
そして手術後に現れるのが儀堂(鈴木亮平さん)としての早瀬で、ここで一気に世界線が切り替わる。
鈴木亮平さんの目つきが、それまでの早瀬とちゃんと違ってて、同じ人なのに別の人生に入ったって分かるのがすごい。
家族も過去も置いていく決断、正しいとか間違いとかじゃなくて、ただ苦しい選択に見えて息が詰まる。

信じた視線が返ってこない瞬間の破壊力

合六の元に連れて行かれる場面で、早瀬(鈴木亮平さん)が完全に“部外者”みたいな空気になるの、居心地悪すぎる。
しかもお金の話が出てきて、疑いの目が向けられた瞬間、場の温度が下がるのが分かる。
ここで早瀬が一香(戸田恵梨香さん)を見るのに、彼女が目を合わせずワイン飲んでるの、あの一瞬が刺さりすぎる。
助けを求めた視線が空振りする感じ、言葉よりもずっと残酷で、心の中で「ちょっと待って」ってなる。
信頼がほどける音が聞こえた気がして、画面越しなのに変な緊張で肩が固まった。

殴られて終わる第1話、余韻が強すぎる

弁明しようと立ち上がった直後に、背後から殴られて倒れる流れ、あまりにも容赦なくて声出なかった。
ここまで耐えてきたのに、言葉を出す前に黙らされるのが、物語としても感情的にもきつい。
冬橋の名前とか立場を知らなくても、とにかく“味方じゃない”って事実だけで十分すぎる圧がある。
倒れたまま別室に連れて行かれるところで切れるの、続きを想像させる終わり方として強すぎる。
誰が嘘で、誰が本当で、どこから仕組まれてたのか分からないまま放り出される感じが、ずっと頭に残る。

まとめ

第1話は、優しい父の顔をしていた早瀬陸(松山ケンイチさん)が、儀堂(鈴木亮平さん)として生き直す決断をして、でもその先でも簡単には守られない流れがとにかく重かった。
一香(戸田恵梨香さん)の距離感も最後の視線で一気に意味が変わって、信じた分だけ裏切られた気持ちになる構成がえぐい。
失踪した妻・夏海(山口紗弥加さん)の存在もずっと影みたいについてきて、何が真実なのか分からないまま次に進むしかないのが、このドラマの空気なんだなって感じた。
静かな場面ほど不安が積もっていくタイプの緊張感で、見終わったあともしばらく思考が戻ってこなかった。
(こころん)