リブート:第1話から設定強すぎて脳が追いつかないのに面白い(感想)(ネタバレがあります)

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顔を変えて生きるって聞いた時点で重たい話かと思ったのに、切なさも緊張感も笑いも一気に来て感情が忙しすぎた。
早瀬陸(松山ケンイチさん)の人生が一気にひっくり返る感じが苦しいのに、途中でふっと緩む瞬間もあって、その振れ幅に持ってかれた。
しかも儀堂(鈴木亮平さん)になるって展開、情報量多いのにちゃんと分かるのがすごいし、演技の説得力で全部ねじ伏せてくるの強すぎる。

無実なのに追い詰められていく流れがしんどい

店に刑事の儀堂歩(鈴木亮平さん)が来て、山で見つかった白骨遺体が妻の夏海(山口紗弥加さん)だと告げられる場面、空気が一気に冷える。
そのあと証拠が積み重なって、早瀬(松山ケンイチさん)に疑いが向く流れが早すぎて、息つく暇もない。
やってないのに信じてもらえない感じ、目の泳ぎ方とか声の揺れ方で全部伝わってきて、見てる側まで追い詰められる。
家族も仕事も一気に失う可能性が目の前に来るの、精神的ダメージでかすぎて胸が重くなる展開だった。

顔を変える決断があまりにも覚悟の塊

逃げ続けるしかない早瀬(松山ケンイチさん)に、一香(戸田恵梨香さん)が儀堂に成り代わるリブートを提案する流れ、現実味なさすぎるのに必死さが勝ってて断れないのがつらい。
うつ病を装って休職して、整形して、声や筆跡、格闘まで叩き込まれる訓練シーン、もはや別人になる作業で見てて胃がきゅっとなる。
それでも真犯人を見つけるためにそこまでやるって決める早瀬の覚悟、静かだけど重たくて刺さる。
普通の生活に戻る道を自分で閉じる選択、簡単に「すごい」って言えないやつだった。

中身が早瀬のままの儀堂が妙にかわいい

半年後に職場復帰した“儀堂の顔の早瀬”が、とにかく挙動が落ち着かなくて、刑事ムズいって頭抱えてるのが正直すぎてちょっと笑ってしまう。
「メレンゲ立てたい。スポンジ焼きたい。パイピングしたい……」って心の声が完全にパティシエで、ギャップが強すぎる。
鈴木亮平さんの見た目なのに、中身は松山ケンイチさんの早瀬って分かる動きしてるの、本当に不思議な感覚になる。
焦った時の目線とか手の動きが完全に早瀬で、演技の切り替えが細かすぎて感心より先に混乱するレベルだった。

松山ケンイチさんと鈴木亮平さんの重なり方が天才的

前半の追い詰められた早瀬を松山ケンイチさんが作り込んでるからこそ、後半の鈴木亮平さんの中の早瀬がちゃんと成立してるのがすごい。
同じ人物を別の俳優さんが演じてるのに、ちゃんと「続きの人格」になってるの、計算と感覚どっちも必要なやつ。
儀堂として振る舞おうとする強気な態度と、内側のビビりが同時に見えるの、二重構造すぎて情報量が多い。
二人の演技が重なって一人のキャラになる感じ、設定勝ちだけじゃなく役者さん勝ちのドラマって思った。

まとめ

第1話は、無実の早瀬陸(松山ケンイチさん)がすべてを捨てて儀堂歩(鈴木亮平さん)として生きる選択をするまでの流れが、重いのに止まらなくて一気に見せられた。
戸田恵梨香さんの一香の存在も現実的で、ファンタジー設定をちゃんと地面に下ろしてくれる役割になってるのが良かった。
シリアスなのに時々挟まるパティシエ脳の暴走が緩衝材になってて、感情の振れ幅が大きいのもこの作品の特徴だと思う。
先が読めない不安と、演技を見る楽しさが同時に来るタイプの第1話で、気持ちの整理が追いつかないまま終わった。
(みかんてぃ)