病院ドラマって冷静で淡々としてるイメージあるのに、第2話は最初から感情の温度が高くて、画面の前で何回も深呼吸した。
田上湖音波(橋本環奈さん)が患者の気持ちに向き合う姿がまっすぐすぎて、強いのに優しいってこういうことかもって思った。
合理的なルールと、人の人生がぶつかる瞬間のヒリつきもリアルで、胸の奥がじんわり熱くなる回だった。
湖音波のブレなさがまぶしい
元ヤンキーで今は脳神経外科医って設定だけでも強いのに、湖音波(橋本環奈さん)の芯の強さが第2話でさらに際立ってた。
患者の気持ちを後回しにしないで、ちゃんと目を見て受け止める姿勢がずっと変わらなくて、それが院内の空気を少しずつ動かしていく感じが気持ちいい。
周りが「それは無理」って言う中でも、納得できないことは納得しないって顔に出てるのがまた良くて、橋本環奈さんの表情が本当に豊か。
正論だけじゃなくて、感情も一緒に連れてきてくれるから、言葉がちゃんと届くんだよねって思わされた。
母と娘、それぞれの覚悟が重たい
今回湖音波が寄り添ったのが、篠原和子(舟木幸さん)と娘の美咲(入山杏奈さん)。
美咲は結婚式を控えてて、どうしても母に来てほしいって願ってるし、和子は自分の病気のせいで娘の人生を縛りたくないって必死で我慢してる。
しかも美咲自身にも腫瘍が見つかって、手術には髪を切る必要があるって言われる展開、静かに追い込まれていく感じがつらい。
入山杏奈さんの美咲が、明るく振る舞いながらも目だけが揺れてるのが苦しくて、舟木幸さんの和子の自責の表情も刺さりすぎた。
親子がお互いを思って黙ってる時間が長いほど、言葉にしたときの破壊力が増すの、心臓にくる。
無剃毛手術をめぐる医師たちの温度差
湖音波(橋本環奈さん)が提案したのが、髪を切らずに手術する無剃毛手術。
でも大友真一(音尾琢真さん)は「視野が取れない」「血管が密集してる」って現実的なリスクを突きつけてくるし、中田啓介(向井理さん)も命の安全を最優先にする姿勢を崩さない。
ここでの会話、感情論と医療の現実が正面衝突してて、どっちの言い分も分かるから余計にしんどい。
院内ルールって言葉が何度も出てくるけど、その裏にあるのが「もしもの責任」って分かるから、簡単に悪者がいないのも苦しいところ。
音尾琢真さんの大友が冷たく見えて、実は怖がってるのが伝わってくるのもリアルだった。
「黙れ、たぁけ!」が全部持ってった
スタッフの前で、湖音波(橋本環奈さん)が無剃毛でいくって宣言して、「髪と命どっちが大事なんだ」って言われた瞬間の空気、ほんとに重かった。
そこで飛び出す「黙れ、たぁけ!」が強すぎて、画面の前で思わず姿勢正した。
「髪は母と娘の絆」って言葉も、「どう生きたいかに寄り添うのが医者の仕事」って続くところも、全部が一直線で、胸に直撃。
感情むき出しなのに、ちゃんと理屈も通ってるから否定しきれないのがまた強い。
橋本環奈さんの声の張りと目の力が完全に主役のそれで、場の空気をひっくり返す瞬間だった。
中田の提案と湖音波の過去がつながる瞬間
最終的に道を開いたのが、中田啓介(向井理さん)の別ルートの提案。
まず減圧して結婚式を迎えて、その後に開頭手術っていう現実的でギリギリの選択肢を出してくるのが、さすがってなる。
しかもそこに、昔湖音波が手術を受けたときに、中田が髪を最小限しか切らなかった過去が重なってくるの、エモさ強め。
「今度は自分の番」って言う湖音波に対して、中田が感情を切り離せって冷たく言うのも、医師としての矜持が見えて苦い。
向井理さんの中田、優しさと距離感が同時に存在してて、そのバランスが切なかった。
まとめ
第2話は、命を守ることと、その人の人生を守ることが同時に描かれてて、気持ちが何度も揺さぶられた。
田上湖音波(橋本環奈さん)のまっすぐさは眩しいけど、それを支える中田啓介(向井理さん)の現実的な判断も必要で、どっちも欠けたら成立しないって感じがする。
和子(舟木幸さん)と美咲(入山杏奈さん)の親子の選択が報われた結婚式の場面は、静かに涙が出るタイプの感動だった。
医療の正しさと人の気持ち、その間で揺れるドラマの空気がすごく濃くて、しばらく余韻が抜けなかった。
(ゆめのん)

