ラムネモンキー:第2話で青春と現実の差に胸ぎゅってなるやつ(感想)(ネタバレがあります)

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最初はちょっと懐かしさ強めの空気なのに、途中から一気に今の人生の重みが乗っかってきて、気づいたら感情が忙しかった。
昔の思い出がキラキラしてる分、今の立ち位置が刺さってくる感じで、笑ってたはずなのに途中から静かになった。
しかも今回は“学年のマドンナ”まで出てきて、記憶と現実のギャップが容赦なく来るから、余韻が長い。
コメディっぽさもあるのに、ちゃんと胸の奥をつかまれる回だった。

三人組のバラバラ感が逆に安心する

吉井雄太(反町隆史さん)、藤巻肇(大森南朋さん)、菊原紀介(津田健次郎さん)の並び、見た目も空気も全然違うのに、不思議と一緒にいるのが自然。
中学時代の通称がユン、チェン、キンポーっていうのも、ちょっとダサくて可愛い。
映画研究部でカンフー映画撮ってたって設定も、全力で楽しんでた感が伝わってきて好き。
51歳になって「こんなはずじゃなかった」って思ってる今の姿と、夢中だった過去の差がはっきりしてるから、会話の一言一言が重く感じる。
でも、この三人でいるときだけ、少しだけ当時の温度が戻る感じがして、そこが救いでもある。

顧問マチルダの過去が重すぎる

発見された人骨が、顧問だった宮下未散、通称マチルダ(木竜麻生さん)かもしれないって展開、急に話の色が変わる。
警察に相手にされなくて、自分たちで調べるしかない流れも、無力感がリアル。
そこに西野白馬(福本莉子さん)がSNSで情報集めるって今っぽさが入ってくるのも面白い。
連絡してきた石井洋子(島崎和歌子さん)から聞かされる、マチルダの過去が想像以上で、三人が固まるのも無理ない。
教師がそんな理由で辞めさせられてたって知った瞬間、青春の思い出に急に影が落ちる感じがして、ちょっと息詰まった。

ミンメイの正体が分かった瞬間の空気

雄太(反町隆史さん)の記憶に残ってた“学年のマドンナ”大葉灯里の存在が、ここで一気につながるのが熱い。
しかも現在の灯里が、西田尚美さんで出てくるの、時間の流れが一瞬で分かって切なくなる。
お好み焼き屋で再会する流れも、華やかじゃないのが逆にリアルで、生活の匂いがちゃんとある。
常連さんに絡まれて雄太が怒る場面、昔の正義感がそのまま残ってる感じで、ちょっと胸が熱くなる。
でも灯里にとっては常連さんが大事って言われて、雄太が引き下がるところ、成長と諦めが混ざってて複雑。

嫉妬と後悔と、それでも残ってた優しさ

灯里が、マチルダにうわさを流したのは自分だって打ち明けるところ、声のトーンが静かで逆に重たい。
好きな人を取られたって思い込みで、あることないこと広めたって話、青春の黒い部分がちゃんと描かれてて苦い。
でもマチルダが気にしてなかったって分かって、さらに後悔が増すのもつらい。
雄太の記憶に残ってた決闘シーンが、実際は映画のリハーサルだったって分かる瞬間、記憶ってほんと信用できないってなる。
それでも灯里が、三人が映画に夢中になってる姿が羨ましかったって言うところで、空気が少し柔らぐのが救い。

今を生きる覚悟を突きつけられるセリフ

灯里が雄太に向かって、「先頭走る者には義務がある」って言う場面、普通にグサッと来る。
自分は勝ち組だと思われてるけど、実際は閑職で家庭でも居場所が薄いって打ち明ける雄太(反町隆史さん)、静かにしんどい。
それでも「勝手に終わらないで」って言われるの、励ましなのに厳しくて、現実から逃げられない感じが強い。
帰り際に雄太が「永遠にミンメイだから」って言うの、ちょっとくさいのに不思議と素直に響いた。
過去を美化しすぎず、それでも大事にしてる感じがして、余韻がかなり残る締めだった。

まとめ

第2話は、謎を追う話なのに、それ以上に人生の途中で立ち止まってる人たちの気持ちが前に出てきて、静かに刺さる回だった。
吉井雄太(反町隆史さん)、藤巻肇(大森南朋さん)、菊原紀介(津田健次郎さん)の関係が、過去と今をつなぐ唯一の場所みたいで、そこがすごく温かい。
記憶はあいまいで、事実とズレてることもあるけど、それでも人を動かしてきたって感じが残る。
マチルダの謎も気になるけど、それ以上に三人がこの先どう生き直すのかが気になって、次の展開を静かに待ちたくなる終わり方だった。
(ゆめのん)