第3話、最初はドタバタ系かなって思ってたのに、途中から空気がじわっと変わって、笑顔のまま心だけ置いていかれる感じがあって…このドラマ、やっぱ油断できない。
理容室に強盗、なのに空気がどこか切ない
月白理容室にナイフ持った強盗って、設定だけ聞くと完全に修羅場なのに、日暮(中島歩さん)の必死さと月白(草川拓弥さん)の反応がどこかズレてて、緊張と可笑しさが同時に来る不思議な始まり方。
でも、そこで高校生の風磨(原田琥之佑くん)が絡んでくる瞬間、一気に笑えない方向に話が傾くのがしんどい。
「運が悪かった」じゃ済まされない関係性が見えた瞬間、急に現実味が増して、胸の奥がちょっと重くなる感じが残るんだよね。
逃げる選択が、正解なのか分からなくなる感じ
身バレを恐れて逃げる2人、理屈では分かるのに、どこか後味が悪くてスッキリしないのが逆にリアル。
正しいことよりも、まず自分を守る選択をしちゃう瞬間って、責められないけど、見てると苦しくなるタイプの展開。
日暮(中島歩さん)の表情が特に印象的で、「助けたい」と「関わりたくない」が同時に浮かんでるのが顔に全部出てて、感情の揺れがそのまま伝わってくるのがつらい。
別の依頼が、まさかの形で重なってくる
元バスケ選手の依頼が来たときは、ちょっと毛色変わった人情話かなって思うのに、話が進むにつれて「あ、これ偶然じゃないやつだ」って空気に変わっていくのがゾワっとする。
一見バラバラだった出来事が、少しずつ同じ線に乗っていく感覚、気づいた瞬間に背中がひやっとするタイプの構成で、静かに効いてくる。
ここで日暮が「何もしない」を選ばないのが、このドラマらしいところで、危ういって分かってても踏み込んじゃう感じがもう…しんどいけど目が離せない。
期待に応えたい気持ちが、まっすぐすぎて刺さる
依頼人の期待を背負って動こうとする日暮(中島歩さん)、正義感というより「裏切りたくない」って気持ちが先に立ってるのが伝わってきて、そこが余計に危うく見える。
誰かのために動くって、こんなに簡単に自分を追い込むことでもあるんだって、改めて突きつけられる感じ。
月白(草川拓弥さん)も、口数少ないのにちゃんと全部分かってる顔してるのがずるくて、何も言わずに背中押してる空気がまた切ない。
あの決断の瞬間、軽く見えない重さがある
終盤のとある選択、派手な演出じゃないのに、空気が一気に張りつめる瞬間があって、そこが本当に忘れられない。
「それ選ぶんだ…」って思うのに、同時に「でもこの人ならそうするよね」って納得もしてしまう、その矛盾した感情が一気に押し寄せる。
笑えるシーンもちゃんとあるのに、最後に残るのは人の弱さとか優しさとか、そういう静かな感情で、後からじわじわ効いてくるタイプの回だった。
全体として、コメディの顔しながら人間関係はめちゃくちゃ真面目に描いてて、軽く見せて深く刺してくるのがこの作品の強さだなって改めて思った第3話だった。

