最初は大人組の空気に引っ張られてたのに、第2話は完全にマチルダに持っていかれた感じで、見終わったあともしばらく余韻が抜けなかった。
ふわっとしてるのに芯があって、優しいのにどこか影もあって、言葉ひとつひとつが静かに刺さってくる。
物語の真ん中で大きな事件が起きてるわけじゃないのに、感情の波がずっと高めで、気づいたら目が熱くなってた。
学生時代パートで一気に色が変わる
雄太(反町隆史さん)、藤巻肇(大森南朋さん)、菊原紀介(津田健次郎さん)の学生時代に戻ると、空気が一気に柔らかくなるのが印象的。
そこに現れるのが、臨時採用の美術教師・宮下未散(木竜麻生さん)、通称マチルダ。
ちょっと距離近めで、でも踏み込みすぎない感じが絶妙で、クラスの温度を一段上げる存在っていうのがすぐ分かる。
映画研究部の顧問になる流れも自然で、先生なのに一緒に楽しんでる感じがして、見ててほっとする空気だった。
突然の失踪が残すモヤっとした影
そんなマチルダが、ある日を境に急にいなくなるって展開、静かだけどかなり重たい。
何の前触れもなく消えるから、置いていかれた側の気持ちを想像すると胸がざわつく。
雄太たちが大人になってからも気にしてるのが分かって、あの時間がどれだけ大事だったかが伝わってくる。
楽しかった思い出と、理由の分からない別れがセットで残るの、心に引っかかり続けるやつでつらい。
“ミンメイ”の告白で見えるマチルダの強さ
雄太(反町隆史さん)たちが話を聞きに行く相手が、「ミンメイ」こと大葉灯里(西田尚美さん)。
灯里が、未散に関する嘘のうわさを流してしまったって告白する場面、罪悪感がにじみ出てて苦しい。
でも、謝りに来た灯里に対して、未散(木竜麻生さん)が笑って受け止めるところが本当に強い。
「それくらいパンクな過去があった方がかっこいいじゃん」って言えるの、優しさだけじゃなくて覚悟も感じて、胸がぎゅっとなる。
教師としての迷いをさらっと見せる切なさ
灯里(西田尚美さん)が職員室で問題になってないか心配するのに対して、笑い話になってるって答える未散。
そのあとで、「ホントは学校の先生なんてやれるタマじゃないのよ私」って言うのが、軽い口調なのに重たい。
自分を過信してないし、役割にしがみついてもいない感じがして、逆に大人っぽく見える。
ちゃんとしてるように見える人ほど、内側ではずっと迷ってるんだなって思わされる瞬間だった。
マチルダという存在が物語に残す余韻
木竜麻生さんの宮下未散、派手なことはしてないのに、場面ごとにちゃんと印象を残してくるのがすごい。
オタク男子にも自然に寄り添う感じとか、否定しない距離感とか、簡単そうで一番難しいことをさらっとやってる。
ミステリアスなのに冷たくなくて、近いのに全部は見せない、そのバランスがずっと心に残る。
だからこそ失踪の理由が分からないままなのが余計につらくて、続きを待つ気持ちが静かに積もっていく。
まとめ
第2話は、事件の謎よりもマチルダという人の在り方が強く残る回だった。
雄太(反町隆史さん)たちの過去に、こんなにも優しくて不思議な大人が関わってたって知るだけで、物語の奥行きが一気に深くなる。
宮下未散(木竜麻生さん)の言葉も表情も、派手じゃないのにずっと頭から離れなくて、気づいたらまた思い出してる感じ。
この先で彼女の真実がどう描かれるのか、期待よりも少しの怖さと一緒に待つことになりそう。
(みかんてぃ)

