理容室アクションって聞いてたのに、第2話は気持ちの深さと笑いの落差が強くて、情緒が忙しすぎた。
月白司(草川拓弥さん)の静かな語りが思った以上に重たくて、そこからの展開で一気に空気が変わるのが反則級。
日暮歩(中島歩さん)の距離感も独特で、優しいんだけどズレてて、そのズレが逆に救いみたいに見える瞬間があった。
しんどさと可笑しさが同じシーンに同居してて、感情が落ち着く暇がなかった。
月白司の過去が想像以上に重たい
散髪しながらさらっと語られる月白司(草川拓弥さん)の両親の話が、さらっとじゃ済まない内容で一気に空気が変わる。
戦後から続く家業で自分が3代目、でも親は子どもの頃に殺されたらしい、って淡々と言うのが逆に刺さる。
恨みを買う仕事だから仕方ない、だから同じ不幸が起きないようにこの仕事を続けてる、って理由が静かに強い。
草川拓弥さんの月白、感情を爆発させない分、覚悟がずっと残る感じで胸の奥に残るタイプ。
裏用師としての信念がここでちゃんと見えて、キャラの深さが一段階変わった気がした。
励まそうとしてズレる日暮歩が優しすぎる
重たい話のあとに、日暮歩(中島歩さん)が自分のハムスターの話で元気づけようとする流れ、間の取り方が絶妙すぎた。
真面目に励ましたいのは伝わるのに、例えが完全にズレてて、そのズレが日暮らしい。
「変に励まそうとすんな」って月白(草川拓弥さん)に止められて、しゅんってなるのも切ないし可愛い。
中島歩さんの表情がいちいち柔らかくて、場の空気を無理に変えようとしない感じが逆に優しい。
うまく寄り添えないけど放っておけない、その距離感がこの2人の関係をちゃんと作ってる気がした。
裏用師としては完璧なのに理容師センスが事故
依頼はスマートに解決するのに、最後の「髪を整える」でまさかの角ばったシルエットが出てくるの、落差がすごい。
鏡を見ていろんな角度から確認する日暮(中島歩さん)の戸惑いがリアルすぎて笑いが止まらない。
「いい感じだろ?」って満足げな月白(草川拓弥さん)の表情が、完全に自信満々なのがまた強い。
襟足だけ残ってるのも意味が分からなくて、どうしてそうなったのか説明が一切ないのが余計に面白い。
信念はかっこいいのに、仕上がりがこれ、っていうギャップがこのドラマの味になっててずるい。
理容室コンビの空気がもう完成してる
第2話の時点で、月白司(草川拓弥さん)と日暮歩(中島歩さん)のテンポがかなり出来上がってるのが分かる。
月白は無口で不器用、日暮は空回り気味だけど放っておかない、この組み合わせが自然に回ってる。
会話が多くなくても、間とか視線でちゃんと感情が伝わるのが見てて気持ちいい。
アクションもあるのに、人間関係の積み重ねがちゃんと中心にある感じがして安心感がある。
派手じゃないのにクセになる空気で、気づいたらこの2人のやり取りをずっと見ていたくなる。
まとめ
第2話は、月白司(草川拓弥さん)の過去の重さと、日暮歩(中島歩さん)のズレた優しさが同じ場面にあって感情が忙しかった。
信念を持って裏用師を続ける姿は本気でかっこいいのに、最後の髪型で全部ひっくり返される構成が天才的。
シリアスとコメディの切り替えが急なのに、不思議と違和感がなくて、むしろクセになる。
この理容室コンビ、静かに心をつかんでくるタイプで、じわじわ好きが増えていく感じがある。
(れなっち)

