第2話、空気がずっと柔らかいのに、なぜか心の奥だけひんやりする感じが残って、見終わったあともしばらくぼーっとしてた。
土田文菜(杉咲花さん)の言葉選びとか間の取り方がリアルすぎて、気づいたら自分の感情と重ねて考えてしまう。
穏やかな日常をなぞってるだけなのに、ふとした瞬間に刺さる台詞や表情があって、静かに情緒を持っていかれる第2話だった。
文菜の恋に対する距離感がリアルすぎる
土田文菜(杉咲花さん)は、人を好きになること自体をどこかで怖がってて、その理由を大げさに語らないのが逆に重い。
「大切な人とはつきあわないほうがいいのかも」って感覚、過去の恋を全部背負ってる人ほど出てくるやつで、妙に納得してしまう。
杉咲花さんの演技が、迷いを叫ばずに滲ませるタイプだから、感情を押しつけられないのにちゃんと伝わってくる。
前に進んでるようで立ち止まってる、その曖昧な立ち位置がこの物語の空気を作ってる感じがした。
イスニキャクでの会話が生活感ありすぎる
喫茶店イスニキャクでのランチシーン、何気ない会話なのに妙に記憶に残る。
和地くん(水沢林太郎さん)とジョーさん(芹澤興人さん)のクリスマス談義、どうでもよさそうで価値観がにじみ出てて好きだった。
「日にちずらして楽しめばいい」って言う文菜(杉咲花さん)の考え方も、恋愛に期待しすぎないスタンスが出ててらしい。
こういう日常パートが丁寧だからこそ、後の出来事がちゃんと効いてくるんだと思う。
ゆきおの自然な優しさが刺さりすぎる
佐伯ゆきお(成田凌さん)、登場するたびに空気を少しだけ柔らかくする存在なのがずるい。
クリスマスイブに一緒に家具を見て、食事して、さらっと「メリークリスマス」ってプレゼント渡す流れ、作りすぎてないのが逆に破壊力高い。
イヤリングを渡して、すぐ着けた文菜(杉咲花さん)にスマホを鏡代わりに差し出すところ、自然体すぎて心が追いつかない。
成田凌さんのゆきお、優しさをアピールしないのに全部行動で出てしまうタイプで、見てる側が勝手に揺さぶられる。
“ちゃんと恋人”に見えるのが一番つらい
このシーンだけ切り取ると、本当に大事にされてるカップルにしか見えないのがしんどい。
文菜(杉咲花さん)もちゃんと嬉しそうで、プレゼントをもらう側としての距離感も自然。
それなのに、心の向きが完全には重なってないのが透けて見えるから、甘さのあとに苦さが残る。
この関係が一方通行かもしれないって分かってしまう空気、静かに効いてきて逃げ場がない。
小太郎の存在が今後をざわつかせる
文菜に想いを寄せる早瀬小太郎(岡山天音さん)の立ち位置も、まだ大きく動いてないのに気になる。
まっすぐそうで、でもどこか不器用そうな雰囲気が、ゆきお(成田凌さん)とは全然違う温度を持ってる。
この三角の関係が、文菜(杉咲花さん)の「恋が怖い」気持ちをどう揺らすのか、想像するだけで落ち着かない。
優しさだけじゃ進めない感じが、ここから一気に表に出てきそうで緊張する。
まとめ
第2話は、派手な出来事は少ないのに、感情の余韻がずっと残る回だった。
佐伯ゆきお(成田凌さん)の優しさが真っ直ぐすぎて、土田文菜(杉咲花さん)の迷いをよりはっきり映し出してた気がする。
日常の会話や仕草が丁寧だからこそ、幸せそうな瞬間がそのまま不安にもつながっていくのが苦しい。
この物語、甘いだけじゃ終わらないのが分かってるからこそ、次を見る覚悟がちょっと必要になってきた。
(あやぴょん)

