今回は過去の出来事と今の三人が、じわじわ重なっていく感じが強くて、見てる側まで胸の奥がざわっとする回だった…。楽しかったはずの思い出が、別の顔を見せ始める瞬間って、こんなにしんどいんだって思わされる。
証言ひとつで空気が変わる感じがこわい
同級生の灯里から語られる、あの日の帰り道の話。
ほんの一瞬の出来事なのに、その場にいた人の人生をずっと縛り続けてる感じがリアルすぎて、静かに怖い。
三人が鶴見巡査(濱尾ノリタカさん)に話を伝える場面も、うまく言葉にできない重さが残ってて、
「信じたいのに、信じきれない」みたいな空気が画面に漂ってるのがつらかった。
肇の現実パートが地味に刺さる
映画監督として全然うまくいってない肇(大森南朋さん)の姿が、今回かなりしんどめ。
昔のつながりに連絡しても相手にされなくて、流行を必死に詰め込んだ企画書を作ってるところとか、夢と現実の差が容赦なさすぎる…。
でも、それでも映画を諦めきれない感じがちゃんと伝わってくるから、応援したくなるし、見てて胸がきゅっとなる。
この人、ほんとに映画が好きなんだなって、言葉より表情で分かる回だった。
カンフー映画の思い出が眩しすぎる
カフェで昔の話をする場面、空気が一気に変わってちょっと安心する。
ビデオカメラを手に入れて、映画部を作って、役名で呼び合ってた頃の三人が、ほんとに楽しそうでさ…。
マチルダ(木竜麻生さん)が顧問として関わってた頃の雰囲気も、すごくあったかくて、
だからこそ今の状況との差がエグくて、心の中で勝手に温度差で風邪ひきそうになるレベル。
蘇る記憶の描写がしんどすぎる
そして後半、肇の記憶が一気に現実に侵食してくる感じが本当にきつい。
体育教師・江藤の存在が、ただの「怖い先生」じゃ済まされない雰囲気で描かれてて、画面の空気が一気に冷える。
あの場面、音も映像も派手じゃないのに、頭の中に残るタイプの怖さで、
まさかこんな形で過去が襲ってくるなんて…って、心の中で何回も思った。
友情の形が試されてる感じがする
雄太(反町隆史さん)、肇、紀介(津田健次郎さん)の関係って、軽口叩き合ってる時はすごく楽しそうなのに、
過去の話になると一気に言葉が減るのが切ない。
それぞれが同じ出来事を、少しずつ違う形で覚えてる感じもあって、
友情って一緒に笑った時間だけじゃなくて、共有してしまった痛みでもつながってるんだなって思わされる回だった。
見終わったあと、しばらく余韻が抜けなくて、画面の暗さとは別の意味で気持ちが沈むタイプの一話。
楽しかったはずの青春が、こんなにも重たい記憶に変わってしまうなんて、簡単に受け止められるわけなくて…。
でも、その重さごと物語が進んでいく感じが、このドラマの強さなんだと思う。

