バスの中から、もう空気がピリついてる
社員旅行ってだけで本来ちょっと浮かれるはずなのに、第4話は最初から落ち着かない。
実歩乃(樋口日奈さん)が久坂(草川直弥さん)と近い距離で過ごしてる、その“自然さ”が逆に刺さる。
そして栄成(池田匡志さん)が友里(水戸由菜さん)と仲良さげに振る舞うのも、わかりやすすぎるくらいの牽制で…。
誰も大声出してないのに、感情だけがバス車内を満たしていく感じ、めちゃくちゃリアルだった。
嫉妬を煽るって、こんなに残酷
栄成のやり方、上手いとかじゃなくて、ただただ痛い。
見せつけるように笑って、仲良さそうにして、相手の反応を待ってる感じが怖い。
でも怖いのに、栄成の気持ちもゼロではないのが厄介で、余計にぐちゃぐちゃになる。
あの視線の揺れ、見た人にだけ伝わるやつ。
花火の下の手が、全部を変えた
花火のシーン、映像は綺麗なのに心が全然綺麗じゃない。
久坂が差し伸べた手は、優しさがまっすぐで、実歩乃が満たされるのもわかる。
でも大音響と一緒に打ち上がる花火の瞬間、反対側の手を握られるあの一瞬。
あの場面の衝撃は忘れられないし、「まさかそこで…!」って声出そうになった。
優しさに触れても消えない“残像”
宿に戻ったあとの実歩乃、心が落ち着いていいはずなのに、全然そうじゃないのが苦しい。
久坂の優しさが本物だからこそ、それだけでは拭えないものがあるって描き方が上手すぎる。
好きとか安心とか、そういう言葉だけで整理できない感じがリアルで、胸がきゅってなる。
静かな夜に踏み込んでくる足音
飲み会を抜け出した栄成が実歩乃の部屋に来る流れ、音が少ないほど怖い。
距離の詰め方が急じゃないのに、逃げ道だけが消えていく感じ。
「何のために呼んだと思ってるの?」の圧、軽い言葉じゃない。
あの仕草と空気、見た人にだけわかる“危うさ”があって、息止まった。
第4話は、甘さより苦さが残る回
4人の想いが交差するって、こんなにしんどいんだって思わされた。
優しさに救われる瞬間があるのに、それをかき消すほどの引力が別の方向から来る。
まさかあの手が、ここまで重くなるとは…。
第4話は、花火の綺麗さが逆に切なく見える回だった。

