甘い空気だけの回かと思ってたら、気づいたら胸の奥がきゅっとなってた。第3話、ふわっとした日常の中に、ちゃんと痛いところ突いてくる感じがずるい。見終わったあと、しばらくオムライスのこと考えてたの、自分でもびっくり。
ランチの時間なのに、心の話をしてる
晴流(伊野尾慧さん)と菜帆(松本穂香さん)が並んでランチしてるだけなのに、空気がやたら静かで優しい。オムライスを「人生で最上級」って言うの、最初はちょっと大げさに聞こえるのに、その理由を知った瞬間、何も言えなくなる。
家庭料理を知らないって、こんなに重たい言葉なんだって思った。さらっと語られる過去なのに、ひとつひとつが胸に残る。タコさんウインナーへの憧れが、かわいいを通り越して切ない。
菜帆の表情が全部語ってた
菜帆が晴流の話を聞いてる時の、あの微妙な表情。励ますわけでも、同情するわけでもなくて、どう受け止めていいか分からない感じがリアルすぎる。
優しくしたい気持ちと、踏み込みすぎたくない気持ちが混ざってるのが伝わってきて、見てるこっちまで緊張する。言葉にしない分、余計に感情が伝わってくるのがこのドラマっぽい。
抹茶ラテ事件からの展開が意外すぎる
抹茶ラテが倒れた瞬間、完全に日常パートだと思ってたのに、そこから一気に空気が変わる。晴流が迷いなく菜帆を連れて行く感じ、スマートなんだけど、どこか危うい。
服を選ぶシーンもキラキラしてるのに、ただのご褒美じゃないのが分かるのが不思議。あれ、優しさなのか、距離感なのか、考え始めると止まらない。
実家パートの温度差がリアルすぎる
菜帆がその服を着て実家に帰る場面、空気が一気に変わるのがつらい。家族の言葉が全部ストレートで、悪気がない分、刺さるタイプ。
父・博(肥後克広さん)の一言が引き金になる流れ、静かなのに緊張感がすごい。まさかここで、そんな行動に出るとは…っていう驚きがちゃんと用意されてるのがずるい。
第3話は、恋愛のドキドキよりも、人の育ちとか距離感とか、そういう部分がじわじわ効いてくる回だった。派手な出来事は少ないのに、感情の波がずっと残る感じ。何気ない優しさほど、あとから思い返してしまうのが怖い。

