第5話、空気がずっと張りつめてて、画面のこっち側まで息詰まりそうだった。大きな事件がドン!って来るわけじゃないのに、会話と視線だけでここまで不安にさせるの、正直すごい。
「似てる」じゃ済まされない違和感
紗春(桜井ユキさん)が写真を見たときの、あの一瞬の間。右手の甲のほくろに気づく場面、音も少なくて、逆に心臓にくる。
でも本人はそこを深掘りしないし、むしろ聖子(松下奈緒さん)との共通点に運命を感じてるっぽいのが余計に怖い。ズレてるのに噛み合ってる感じ、見てて落ち着かない。
「働かせてほしい」の破壊力
もう来ないでって言われたあとに、まさかのパート志願。この展開、静かなのに圧が強すぎる。
聖子が断りきれなかった理由も、感情としてはすごくわかるからこそ、選択の重さがずしっと来る。優しさと罪悪感が混ざると、こんなにも身動き取れなくなるんだって実感した。
一枚の写真が空気を変える
店に飾ってある一樹(安田顕さん)の写真。そこから出てくる「立ち飲み屋で見たことがある」という一言、さらっと言われるのが一番キツい。
否定しようとしても揺れる聖子の表情とか、一樹に確認したあとの沈黙とか、説明されなくても察してしまう感じがしんどい。あの場面の衝撃、地味なのにずっと残る。
触れさせないための必死さ
顔を認識された以上、もう近づけたくない。その必死さが伝わるほど、状況がギリギリなのがわかる。
何も起きてないのに、もうアウト寸前みたいな緊張感。言葉ひとつ、距離ひとつで全部崩れそうな感じが、見てて怖い。
光聖サイドが投げてくる不穏さ
光聖(中村海人さん)と九条(余貴美子さん)のやり取りも、さりげなく爆弾。家族を壊しかねない相談って言葉だけで、もう空気が変わる。
そして、光聖の前に現れる“あの人”。詳細は言えないけど、まさかあのタイミングで、っていう感覚だけは強く残る。
第5話は、確信に近づいてる人と、必死で遠ざけたい人のズレが一番はっきり見えた回だった。大声も修羅場もないのに、感情はずっと最大音量。静かな地雷原を歩かされてる気分になる。
安田顕,桜井ユキ,松下奈緒,中村海人,ネタバレなし

