放送前のあらすじを読んだ時点では、ちょっと甘酸っぱい回なのかな、くらいの気持ちだったのに。実際に見終わったあとは、その軽い予想が全部ひっくり返ってた。第5話、静かに心に残るタイプの回。
英語って、こんなに切実な武器になるんだ
ヤンキー高校生の徹(田中洸希くん)が英語を学ぶ理由が、ただの勉強じゃなくて「気持ち」に直結しているのが、この回で一気に伝わってくる。言葉が通じない悔しさとか、見ているだけで何もできないもどかしさとか、そういう感情の積み重ねがリアルで、胸の奥がじわっと熱くなる感じ。
机に向かう姿勢も、表情も、これまでとは明らかに違って見えるのが不思議。田中洸希くんの目の演技が特に印象的で、セリフがなくても気持ちが伝わってくる場面が多かった気がする。
あの場面の空気、忘れられない
後半に差し掛かってからの展開、正直ちょっと息を止めて見てた。周りの視線とか、空気の重さとか、画面越しでも伝わってくる緊張感。そこで起きた“あのやりとり”は、具体的なことを言えないのがもどかしいけど、見た人なら一瞬で思い出せるはず。
まさか、あんな形で気持ちが表に出るとは思わなくて、心の中で小さく声が出た。派手じゃないのに、衝撃だけはしっかり残るタイプのシーン。
強さの形が変わった回
第5話を見て感じたのは、「守る」って必ずしも腕っぷしじゃないんだな、ということ。言葉を選ぶこと、伝えようとすること、その全部がちゃんと強さとして描かれていた気がする。
徹(田中洸希くん)が見せた変化は大きいけど、押し付けがましくなくて自然。だからこそ、ラストに近づくにつれて感情が静かに高まっていく感じがあった。
見終わったあとに残る余韻
派手な事件があったわけじゃないのに、見終わったあと、しばらくぼーっとしてしまった。あの表情、あの沈黙、あの一言。どれも説明しすぎないからこそ、想像が膨らむ。
第5話は、シリーズの中でも空気が少し変わる節目みたいな回だと思う。何気ないようで、確実に何かが動いた、そんな感覚だけが残る。

