「元科捜研の主婦」第7話の感想|静かに崩れていく“記憶”の怖さ…【ネタバレなし】

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今回はもう…雰囲気からしていつもとちょっと違った。
見てる間ずっと、胸の奥がひんやりする感じ。派手じゃないのに、じわじわ追い詰められる回だった…。

何気ない再会から始まる不穏さ

詩織(松本まりかさん)が偶然立ち寄った生花店で、倉田(大内リオンさん)と遭遇するシーン。
ここだけ切り取ると、ちょっと青春ドラマみたいな空気なんだよね。

大学の同期・真美子(工藤美桜さん)に告白するって聞いて、「え、そんな爽やかな展開ある?」って一瞬ほっとするのに。

でも、このドラマはそこで終わらないのが怖いところ…。

あの時の詩織(松本まりかさん)の表情、ほんの一瞬なのに意味深で。
もうこの時点で、ただの恋バナじゃないってわかる空気が漂ってた。

20年前の白骨遺体と“曖昧な記憶”

山中で見つかった、20年前に死亡した白骨遺体。
ワードだけでゾクッとするのに、それが“悪夢の女”って…。

道彦(横山裕さん)たちが真美子(工藤美桜さん)に事情を聞くシーンは、本当に息が詰まる感じだった。

「覚えていない」という言葉の重さ。
記憶って、なくなるんじゃなくて、閉じ込められることもあるんだって思わされる。

“なっちゃん”という名前だけがぽつんと残っているのも、不気味で…。
たった一つの呼び名なのに、あんなに不安を煽るなんて。

詩織の視線が語るもの

今回、詩織(松本まりかさん)の視線が本当に印象的だった。

元科捜研という過去を持つ彼女だからこそ、見えてしまうものがある。
でも同時に、主婦としての立場もあって、その間で揺れてる感じが伝わってきて…。

ある場面での、あの静かな決意。
あれは言葉よりも強かった。

詳しくは言えないけど、「あ、ここだ…」ってなる瞬間がちゃんとある回。

“家族の絆”という言葉の意味

今回のテーマは、ただの事件解決じゃなかったと思う。

封印された“家族の絆”って、きれいな言葉だけど、実際はそんな単純じゃない。
守るために忘れることもあるし、壊れないために目を逸らすこともある。

後半にかけて少しずつ積み重なっていく違和感が、最後のあの空気につながる流れが本当に見事で…。

まさかあの人物が、ああいう立ち位置になるなんて。
見た人ならわかるはずの、あの沈黙の重さ。

今回は、派手な展開というより“心をえぐられる”タイプの回だった。

静かに、でも確実に何かが壊れて、そして結び直される。
そんな感覚が残る第7話だったと思う。