「探偵さん、リュック開いてますよ」第8話 最終回の感想|さよならじゃなくて、“選択”の物語だった【ネタバレなし】

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ついに最終回。
正直、始まった頃はこんなに心を持っていかれるドラマになるなんて思ってなかった。

でも第8話は、ちゃんと“この物語らしい”締めくくりだったと思う。

ゆらぎや再開、みんなの想いがあったかい

一ノ瀬洋輔(松田龍平さん)が実家の温泉宿「ゆらぎや」を再開するって決める流れ、同居人たちの熱量がすごくて。

南香澄(片山友希さん)たちのまっすぐな言葉に背中を押される洋輔。
あの空気、もう完全に“家族”だった。

このドラマって、事件よりも人の距離感を描くのが本当に上手い。
準備に奔走するシーンも、どこか優しくて、ずっと見ていたい時間だった。

母の帰国と、あの手紙

そこに突然帰国する母・一ノ瀬恵美(原田美枝子さん)。

久々の再会なのに、変にドラマチックにしないところがこの作品らしい。
でも渡された“あの手紙”で一気に空気が変わる。

アメリカ時代の同僚からのプロジェクト再始動の話。
しかも“人の悪口をエネルギーにしたロケット”って、やっぱりこのドラマ、設定がぶっ飛んでるのに妙にリアル。

洋輔(松田龍平さん)の目の奥が揺れる瞬間、あれは忘れられない。
探偵としての今と、発明家としての過去。その間に立たされる感じ。

静かなのに、ものすごく重たい選択。

清水としのりのピンチ、そして…

そして清水としのり(大倉孝二さん)のピンチ。

あの展開、正直ヒヤッとした。
でもこのドラマらしく、ただのハラハラでは終わらない。

笑いと切なさと、ちょっとの奇跡みたいなものが絶妙に混ざってて。
最後まで“探偵リュック”らしさ全開だった。

最後の答えに、静かに胸が熱くなる

洋輔は西ヶ谷温泉で探偵を続けるのか、それともアメリカへ行くのか。

その答えは――ここでは言えないけど。

派手な決断じゃないのに、あんなに沁みるなんてずるい。
まさかあの瞬間、あんな形で気持ちを示すとは思わなかった。

「ああ、この人やっぱりこういう人だよね」って、ちょっと笑えて、でも泣きそうになる感じ。

最終回って大きな別れを描きがちだけど、この物語は違った。
終わりというより、“これからも続いていく”空気。

リュックがちゃんと閉じられたかどうか――
それすら含めて、このドラマらしいラストだった。

静かで、優しくて、少し不器用。
でも確実に心に残る最終回。