第6話、完全に“音”にやられた回だった。
土田文菜(杉咲花さん)の恋の記憶をたどる流れだけでも切ないのに、そこに田端亮介の歌が重なるの反則。
気づいたら画面の前でじっと動けなくなってたし、余韻がずっと残る感じ。
静かなのに破壊力あるってこういうことなんだなって思った。
文菜が振り返る「本気の恋」
小説家として本も出していて、古着屋でバイトもしてる土田文菜(杉咲花さん)。
恋人はいるのに、どこか一歩引いてしまう感じがずっとあったけど、その理由が今回じわっと明かされる。
2年前に本気で恋をした相手が、ミュージシャンの田端亮介(松島聡さん)。
最初は「どうせ自分を本気で好きにならない人」だと思って惹かれたのに、気づいたら自分のほうが深く落ちてたっていうのがリアルすぎる。
杉咲花さんの回想シーンの表情、強がりと切なさが混ざってて胸がぎゅっとなる。
亮介が想っていたのは麻衣子だった
でも亮介(松島聡さん)が想っていたのは、幼なじみの麻衣子(鈴木愛理さん)。
異性として意識していなかったはずなのに、夢に向かって進む姿を見守るうちに惹かれていく流れが自然で苦しい。
想いを伝えても、職業柄すぐには付き合えないって言われるのも現実的で刺さる。
さらに、麻衣子には別に好きな人がいると知る展開、亮介の立場もしんどい。
松島聡さんの亮介、まっすぐなのにどこか儚くて、報われなさが滲んでた。
弾き語りシーンが贅沢すぎる
そしてあのギター弾き語り。
亮介(松島聡さん)が文菜(杉咲花さん)に楽曲を聴かせる場面だけでも十分沁みるのに、そこに交互に映る麻衣子(鈴木愛理さん)の歌唱。
ギターに合わせて歌う麻衣子と、目を合わせて歌う亮介と麻衣子のカット、空気が一瞬で変わった。
約3分半、ほぼフルで聴かせる構成ってなかなかないのに、ちゃんと物語の一部として成立してるのがすごい。
松島聡さんの柔らかい声と、鈴木愛理さんの透明感ある歌声、相性良すぎて震えた。
無料で見ていいのか戸惑うレベルの贅沢さ。
文菜が距離を置いた理由がわかる
この恋が成就しなかったからこそ、文菜(杉咲花さん)は“きちんと好きになること”から逃げるようになった。
報われないと分かっていても止められなかった気持ち、その後遺症みたいなものが今の恋愛にも影を落としてる。
亮介(松島聡さん)が特定の恋人を作らない理由を語るシーンも、どこか似た匂いがあって、2人はタイミングが違っただけなのかなと思ってしまう。
過去の恋がこんなに静かに今を縛るんだって、じわじわ実感させられた。
まとめ
第6話は、派手な展開よりも感情と音楽で心を揺さぶってくる回だった。
土田文菜(杉咲花さん)の本気の恋と、その終わりが今につながっているのが丁寧に描かれていて切ない。
田端亮介(松島聡さん)と麻衣子(鈴木愛理さん)の歌唱シーンは、物語を一段深くする決定打みたいだった。
優しい歌声なのに、聴き終わったあと胸がじんわり痛い。
あの3分半、ずっと心掴まれっぱなしだった。
(ちーず姫)

