僕達はまだその星の校則を知らない|「傷つくって悪いことじゃないんだ」藤村くんの不登校問題に涙した第2話(感想)(ネタバレがあります)

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磯村勇斗さん主演の学園ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」第2話が放送されたんだけど、今回は「失恋=いじめ?」というすごく繊細でリアルなテーマにズドンとやられた回だった…。臆病で不器用な弁護士・健治(磯村さん)が、不登校になった生徒・藤村くんを守ろうと奮闘する姿に胸がギュッとなったし、法律では割り切れない心の問題に向き合う姿勢が素敵だったなぁ。人間関係って、正しさだけじゃ救えないんだなってしみじみ思わされたよ。

失恋=いじめ?健治の“正義”が波紋を呼ぶ

珠々先生(堀田真由)のクラスで起こった恋愛トラブル。藤村くん(日向亘)は、彼女の堀さん(菊地姫奈)に突然フラれ、しかもすぐに別の男子・井上くん(山田健人)と付き合い始めたことで、教室で大げんか。恥ずかしさとショックから不登校に…。 それを知った健治は「これはいじめだ」として、法的に動こうとするんだけど、生徒たちの繊細な気持ちに対して「被害者」「加害者」って線引きしてしまうのが、逆にみんなを追い詰めちゃうことに…。正しいことを言ってるのに、なぜかすれ違っていく感じがすごくリアルだった。

スクールロイヤーとしてではなく、人として寄り添う健治

最初は「守る」と意気込んでいた健治だけど、堀さんに嫌がらせが起きてしまい、事態はどんどん複雑に。自分の正義が誰かを傷つけてしまったと気づいた健治が、藤村くんのことをちゃんと知ろうと決意するシーンは泣けた…。 授業中、藤村の代わりに彼の席に座って授業を受けたり、家に何度も訪ねたり、そして最後には自分自身の“傷”をさらけ出して「守りたかった」と語る姿に、もう涙が止まらなかったよ。健治って、弁護士だけど誰よりも不器用で、でも誰よりもまっすぐで、ほんと応援したくなる。

「傷つくこと」は無意味じゃない。藤村くんがくれた気づき

最終的に藤村くんは、天文台で健治に「失恋はいじめじゃない」と自分の言葉で伝えるの。これは成長の証でもあるし、ちゃんと自分と向き合ったってことだよね。 SNSでも「人は傷ついて成長するんだな」「失恋で不登校とかリアルすぎる」「周囲に理解してくれる大人がいたら人は救われる」って声がたくさんあって、本当に共感しまくった。恋愛ってきれいごとじゃ済まないし、思春期の気持ちは複雑で正解がない。でも、それでも大丈夫って思わせてくれるドラマだったな。

まとめ

「僕達はまだその星の校則を知らない」第2話は、恋愛が引き起こす心の痛みに真正面から向き合った名エピソードだったと思う。健治の法的な“正しさ”が通用しない場面もあったけど、それでも諦めずに人として藤村に寄り添う姿は本当に温かかった。 「正しい」よりも「優しい」を選ぶことの大切さを感じたし、傷ついた心も、誰かの理解で少しずつ癒されていくんだなって思わせてくれる素敵な回だったよ。次回も絶対見逃せない!