今回の第10話、見ていてずっと落ち着かない感じだった。大きな事件が起きるわけじゃないのに、人の気持ちが少しずつ動いていくのがすごく伝わってきて、気づいたら画面に引き込まれてた。
ハル(石井杏奈さん)の周りにいる人たちの視線とか空気とか、ちょっとした沈黙の時間とか、全部が意味を持っている感じ。こういう静かな回って、あとからじわじわくるんだよね。
ハル(石井杏奈さん)と夏生(増子敦貴さん)の空気が独特
まず驚いたのが、ハル(石井杏奈さん)の家に出前を届けに来た人物。そこで再会するのが夏生(増子敦貴さん)っていう流れ、かなり印象的だった。
この二人って、会話のテンポというより「空気」でやり取りしている感じがあるんだよね。ちょっとした仕草とか視線とかで、言葉以上のものが伝わってくる。
あの合図の瞬間、画面の雰囲気がふっと変わる感じがしてドキッとした。見た人なら「あの空気だよね」って思い出す場面だと思う。
王子(上田竜也さん)の気づきが切ない
そして今回すごく印象に残ったのが、王子(上田竜也さん)の様子。最近のハル(石井杏奈さん)の落ち着いた感じを見て、何かに気づき始めているのが伝わってくる。
でも、それを本人に聞けない空気。あの距離感がすごくリアルだった。
ただ見ているだけなのに、いろんな気持ちが混ざっている感じがして、思わずこっちまで胸が苦しくなる。あの表情、かなり忘れられない。
渋谷(藤堂日向さん)との食事の空気
ハル(石井杏奈さん)が渋谷(藤堂日向さん)と食事に行く場面も、静かな緊張感があった。
渋谷(藤堂日向さん)の態度から、少しずつ気持ちが見えてくる感じ。それに気づいたハル(石井杏奈さん)の表情も印象的だった。
このドラマって、はっきり言葉にしない瞬間がすごく多いけど、その分だけ感情がリアルに伝わってくる気がする。
それぞれの関係が動き始める回
さらに今回は、冬実(佐津川愛美さん)と秋菜(山谷花純さん)の場面も印象的だった。それぞれ悩みを抱えている様子が描かれていて、物語が少しずつ新しい局面に向かっている感じがする。
誰か一人の物語というより、いろんな気持ちが同時に動いている感じ。この群像の空気が、この作品の面白さだと思う。
そして終盤。大きな出来事があるわけじゃないのに、なぜか胸に残る瞬間がある。見た人なら「あの場面、なんかすごかったよね」って話したくなるタイプの回だった。

