最終回、事件の展開も面白かったけど、やっぱり最後の会話が全部持っていった感じ。
杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)の空気感がずっと変わらないのがうれしくて、見ていてなんだか安心する。
しかも今回は“元相棒”まで登場する展開で、シリーズの歴史を感じる回だった。
最後のやりとりも含めて、静かに余韻が残る終わり方だった。
高級住宅街で起きた連続空き巣事件
最終回は、高級住宅街で同時多発的に空き巣事件が起きるところから始まる。
暴力団の指示を受けた若者グループの窃盗と見られていたが、杉下右京(水谷豊さん)はある一点が気になる。
それは、一軒だけ未遂で終わっている家があること。
この小さな違和感に気づくのが右京らしい。
亀山薫(寺脇康文さん)とともに独自の調査を始める流れは、いつもの特命係らしい展開でワクワクする。
右京の“元相棒”が登場
未遂の家の住人は私立探偵・岩橋虔矢(石黒賢さん)。
この人物が、なんと右京(水谷豊さん)の元相棒だったことが判明する。
しかも岩橋(石黒賢さん)は26年前に特命係に半年だけ在籍していた人物。
シリーズの長い歴史の中でも、元特命係の相棒が登場するのは初めてという展開。
右京(水谷豊さん)が驚く場面も印象的で、ただの事件では終わらない雰囲気が一気に広がる。
27年前の因縁が事件の鍵に
最初は心当たりがないと話していた岩橋(石黒賢さん)。
しかしその日のうちに右京(水谷豊さん)を呼び出し、ある過去の出来事を語り始める。
それは27年前の屈辱的な出来事に関係しているというもの。
その話を聞いた右京(水谷豊さん)と薫(寺脇康文さん)は、改めて事件の裏を調べ始める。
過去の因縁が現在の事件につながっている可能性が見えてきて、物語の緊張感がぐっと高まる。
事件解決のあとに訪れた静かな時間
事件が解決したあと、特命係での二人の会話が描かれる。
ここが最終回らしい場面。
薫(寺脇康文さん)は、岩橋(石黒賢さん)が半年しか右京の相棒を続けられなかったことを思い出す。
そしてふと口にする。
「どうして俺、特命係で続いたんだろう」
「右京さん、今よりずっと意地悪だったのに」
この言葉に、右京(水谷豊さん)は少し間を置いてから「……はい?」と返す。
この短いやり取りがすごく“相棒”らしくて、二人の関係を感じる瞬間だった。
シリーズらしい余韻の残るラスト
最終回なのに、どこかいつもの日常の延長みたいな終わり方。
派手な演出ではなく、右京(水谷豊さん)と薫(寺脇康文さん)の会話で終わるのがこの作品らしい。
長い時間一緒に事件を追ってきた二人だからこそ出せる空気感。
このやり取りだけで、二人の絆がちゃんと伝わってくる。
まとめ
『相棒 season24』の最終回は、元相棒の登場という驚きの展開から始まり、最後は右京(水谷豊さん)と薫(寺脇康文さん)の何気ない会話で締めくくられた。
大きな事件が終わったあとでも、特命係の日常は続いていくような余韻が残る終わり方。
長年続くシリーズだからこそ、こういう静かなラストが心に残る。
見終わったあとも、まだ二人の物語は続いていきそうな気持ちになる最終回だった。
(さくらん)
