第10話、愛実(木村文乃さん)とカヲル(ラウールさん)の関係に最大の壁だった父・誠治(酒向芳さん)が乱入してきて、部屋の空気が一瞬で凍りついた。正直「最悪な修羅場になる」と覚悟してたのに、まさかの展開で頭が追いつかなかった。SNSの「え?パパ?」の声、そのままの気持ちだった。
愛実(木村文乃さん)とカヲル(ラウールさん)、幸せな新居スタート
ついに交際を決意した愛実(木村文乃さん)が、新しい部屋でカヲル(ラウールさん)と笑い合うシーンは、2人がやっとつかんだ安らぎの時間って感じでじんわりきた。これまでの試練が多すぎただけに、ただ一緒にご飯食べたり、家具を眺めたりするだけで「これだよこれ!」って思った。肩の力が抜けた笑顔を見てると、2人の恋がやっと「普通」に近づいた気がして胸があったかくなった。
誠治(酒向芳さん)、突入からの怒涛の言葉
その空気をぶち壊したのが、ドアを開けて入ってきた誠治(酒向芳さん)。「きみがカヲルか。今すぐ出ていけ」って言葉、刃物みたいに刺さった。娘の幸せよりもプライドを守る父親に見えて、観てて正直ドン引き。しかも「汚い手でさわるな」って言ってカヲル(ラウールさん)を突き飛ばす場面、愛実(木村文乃さん)が必死に止める声が震えてて泣きそうになった。過干渉どころか暴走レベルで、さすがにひどすぎた。
カヲル(ラウールさん)の沈黙が語るもの
殴り返すでもなく、反論もしないで拳を握りしめて耐えるカヲル(ラウールさん)。あの沈黙はただの我慢じゃなくて、「愛実のために怒りを呑み込む」強さだったんだと思う。黙って立ってる姿が逆に雄弁で、父親に対しても礼儀を崩さない姿に胸を打たれた。派手な言葉よりも、こういう耐える強さが愛実(木村文乃さん)を守る力なんだなって感じた。
まさかの父の“援護射撃”に視聴者困惑
「夜の商売から足を洗え、中卒でも受け入れてくれる場所を探せ」って誠治(酒向芳さん)が言った瞬間、正直耳を疑った。今まで完全に敵だった父が、一周回って「努力を見せろ」って方向転換したのが衝撃。もちろん厳しい言葉ではあるけど、初めて“男として認めるチャンスを与えた”ように聞こえたんだよね。SNSでも「え?認めた?」「まともなこと言った!」って混乱する声が溢れてたの、すごく共感できた。
麦わら帽子事件と父の存在感
愛実(木村文乃さん)のクローゼットから出てきたカヲル(ラウールさん)の麦わら帽子を、誠治(酒向芳さん)が踏みつけるシーンは胸がぎゅっとした。大事なものを壊される痛みって、物以上に心を踏みにじられるんだよね。それでも最後に父が見せた“ほんの少しの改心”みたいな片鱗。これまでの振る舞いがひどすぎただけに、視聴者が戸惑いながらも「ありがとう?」って気持ちになるのも納得だった。
まとめ
第10話は、愛実(木村文乃さん)とカヲル(ラウールさん)がやっと掴んだ幸せを父・誠治(酒向芳さん)がぶち壊して、でも最後にちょっとだけ背中を押す…そんなジェットコースターじゃないけど心を振り回される回だった。嫌な親父だと思ってたのに、最終回直前でまさかの好感度が回復するなんて誰が予想した? 戸惑いも含めて、忘れられない1話になった。
(さくらん)