第3話「警察官B」、終盤で胸が熱くなった。
杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)のコンビが安定すぎて、油断してた。
まさかの“次世代相棒”が生まれるとは。
高田創(加藤清史郎さん)と鶴来一(細貝圭さん)のコンビが、懐かしさと新しさを同時に連れてきた感じ。
右京と薫の視線の交わりが、なんだか親心っぽくてぐっときた。
特命係に再び現れた高田創(加藤清史郎さん)
かつて特命係が救った“無戸籍児”だった高田創(加藤清史郎さん)。
今回は立派に刑事として登場してて、その成長っぷりに胸が温かくなる。
事件は、女性刑事の殺害。
現場での高田の動きが初々しいのに、どこか芯がある。
右京(水谷豊さん)が彼を見るまなざしが優しいのも納得。
過去に助けられた少年が、今度は命を守る側に立つ。
それだけでドラマ1本できそうなくらい、ドラマチックだった。
鶴来一(細貝圭さん)の登場と“連携プレー”の妙
総務部の鶴来一(細貝圭さん)が、事件の中盤から存在感を放ち始める。
デスクワーク中心の印象だったのに、現場で見せた行動力が予想外。
被害者の婚約者を救うシーンでは、高田(加藤清史郎さん)との息がぴったりで鳥肌。
右京(水谷豊さん)と薫(寺脇康文さん)の若い頃を思い出すテンポ感。
無駄な言葉がなくて、目線と動きで通じ合う瞬間が美しかった。
この二人、最初から“相棒”としての呼吸ができてる気がする。
こてまりで語られる“次の時代”のバトン
ラストの「こてまり」でのシーン、穏やかなのに深い。
小出茉梨(森口瑤子さん)の「次世代の杉下さんと亀山さんになれそうなんですか?」の問いに、
薫(寺脇康文さん)が「なれるんじゃないですか?」って答える声が柔らかかった。
右京(水谷豊さん)の「なれると思いますよ」が、その未来を祝福してるように響く。
事件を追う緊張の後に、こういう静けさを見せてくれるのが「相棒」の醍醐味。
世代がつながっていく感じが、温かくて泣きそうになった。
オマージュに気づいた瞬間の“ファン冥利”
SNSでは、「プレシーズンのオマージュ!」って声がめっちゃ多かった。
確かに、確保シーンの構図やセリフの間が完全に初期の右京×薫コンビの再現。
人質シーンのカット割りまで似てて、思わず声が出た。
「初心を忘れてない」ってメッセージを画面越しに感じる。
長年観てきたファンにとっては、“ご褒美回”って言葉がしっくりくる。
この温度差のない再現、制作陣の愛が伝わってくるレベル。
まとめ
第3話「警察官B」は、過去と未来をつなぐ回だった。
右京(水谷豊さん)と薫(寺脇康文さん)の信頼関係があってこそ、新しい相棒コンビが輝く。
高田(加藤清史郎さん)と鶴来(細貝圭さん)の息の合った行動は、“相棒”の原点を思い出させる。
そして、こてまりでの一言一言が、静かなエールみたいに沁みる。
長く続くシリーズの中で、こうやって未来を感じさせてくれるの、本当に嬉しい。
これからの“相棒”たちの物語にも期待しかない。
(みかんてぃ)

