『雨上がりの僕らについて』第9話、同棲カップルの現実が突き刺さる（感想）（ネタバレがあります）

ドラマ感想

2025.08.29

第9話は見てて胸が苦しくなるくらいリアルな回だった。同棲を始めた奏（池田匡志さん）と真城（堀夏喜さん）がついに衝突。最初はおそろいの弁当箱とか名前で呼び合う幸せムードだったのに、生活のズレが積もり積もって爆発する瞬間は「これが現実だよね…」って思わずため息出ちゃった。

きっかけはほんの小さなズレ
家族の話題で見える温度差
片付けから大げんかへ
「好きだけじゃ無理」SNSの共感の嵐
まとめ
「雨上がりの僕らについて第9話」をもっと楽しむアイテム

きっかけはほんの小さなズレ

奏（池田匡志さん）が帰宅したら、真城（堀夏喜さん）が部屋を散らかしたままスマホに夢中。奏が「洗い物終わったら拭いといてねー」と怒りを抑えて伝えても、「あ、ごめん」で終わっちゃう。そんな些細なやり取りの積み重ねが、後から大きな不満になっていくのがリアルすぎた。恋人同士だからこそ遠慮がなくなる部分もあるけど、その分すれ違いも深まるんだよね。

家族の話題で見える温度差

お風呂から戻った奏に、真城が「お父さんってどんな人？」と軽く聞いただけなのに、奏の反応は冷たくてピリついた空気に。真城（堀夏喜さん）が「お盆は帰ってあげれば？」と勧めても、「洸輔には関係ないじゃん」と突っぱねる奏。この場面、本当に心が痛かった。真城は“もっと知りたい”って気持ちで聞いてるのに、奏は“触れられたくない過去”に踏み込まれたように感じちゃってる。2人の距離の取り方の違いが一気に浮き彫りになった瞬間だった。

片付けから大げんかへ

部屋の片付けをめぐるやり取りで、ついに感情が爆発。「後でやるよ」と言う真城に、「そう言って俺がいつも片付けてるよね」と返す奏。たったそれだけの会話なのに、積み上げてきた不満が噴き出して、もう止まらない。仲良しだった同棲のスタートから、こんなふうに崩れていくのを見るのは辛いけど、同棲あるあるすぎてリアルに感じた人も多かったはず。

「好きだけじゃ無理」SNSの共感の嵐

放送後、X（旧Twitter）では「『好きだけでは一緒にいられない』の見本」「こうなると先が不安すぎる」といったコメントが続出。幸せなはずの同棲生活が一気に不安に変わる姿は、見てる人の心にグサッと刺さったんだと思う。2人がまだお互いを大切に思っているのは伝わってくるからこそ、余計に切なくなるんだよね。

まとめ

第9話は、奏（池田匡志さん）と真城（堀夏喜さん）が“恋人から同居人”へと変わっていく中で避けられない壁を描いた回だった。生活リズムの違い、家族への向き合い方、片付けひとつですれ違うリアルさに胸が痛んだし、見守る側としてはおろおろするしかなかった。好きという気持ちだけじゃ埋められない距離を、2人がどう乗り越えていくのか、次が怖いけど気になって仕方ない。