第7話、静かな帰省回かと思ったら、心に刺さる言葉が飛んできて思わず息止まった。
勝男(竹内涼真さん)と鮎美(夏帆さん)がまだ別れたことを家族に言い出せないまま大分に戻ってきて、あの空気がずっと重たくて、お腹のあたりがずーんとする。
そして、勝(菅原大吉さん)のあの一言。
破壊力が強すぎて、ドラマ見ながらちょっと固まった。
言えないまま始まった帰省、ふたりの距離のギザギザ感
勝男(竹内涼真さん)と鮎美(夏帆さん)がすでに別れてるのに、その事実をまだ両親に言えていないまま帰省する流れ、空気が張り詰めてるのが見てても分かる。
家に着いた瞬間の、ちょっとした沈黙とか目線の逃げ方とか、全部が「言えない重さ」を物語ってて胸にくる。
両家顔合わせの席でも、ふたりが何度も言葉を飲み込んでる感じが切なくて、笑顔が薄いのに無理に形だけ場を繕ってるのがつらい。
“幸せな未来の予定”みたいな視線を向けられるほど、心が追いつかないのがひしひし伝わってきた。
ついに告白…勝男の誠実さと、その後に落ちる父の怒声
実家に戻って、勝男(竹内涼真さん)が真剣な表情で「結婚しない」「もう別れている」と打ち明けるシーン。
あの静けさ、呼吸が浅くなるくらい緊張感があった。
勝(菅原大吉さん)の「うそやろ」という驚きの声が重くて、部屋の空気が一瞬止まった気がする。
勝男が「これまで言えなくて、ごめんなさい」と言う姿は、本気で向き合おうとした誠実さがにじんでて、見てる方も胸がギュッとなる。
それなのに、次に飛んでくる言葉があんなにも鋭いなんて、本当にしんどい。
「土壇場でひっくり返して…」からの「期待しちょらん」までの圧
勝(菅原大吉さん)の怒鳴り声が響いた瞬間、部屋全体が揺れたみたいな感覚になった。
「男が一旦決めたことを土壇場でひっくり返して…!」の怒り方、感情が爆発してるのが分かるけど、それでも刺さる。
勝男(竹内涼真さん)が「平気じゃないよ」と返す声の震えが痛い。
その直後の勝の何度もの舌打ちが鋭すぎて、まるで勝男の心を削っていくみたいだった。
そしてついに落とされた「もういい。お前には何も期待しちょらん」。
あの瞬間、勝男の表情がかすかに揺れたのが見えて、胸が一気に熱くなる。
SNSがざわついた理由、視聴者の心が動いた瞬間
放送直後、SNSのタイムラインが「期待しちょらん」で埋まってて、その反応の強さにこっちも頷いた。
「涙こらえてる勝男が切ない」「あの言葉だけはダメ」「カツオ父うざい」という声が一斉に広がって、みんな同じところで心が痛んだんだなって感じた。
勝男(竹内涼真さん)が鮎美(夏帆さん)との別れで落ち込んで、自分を変えようと頑張ってきた過程を見ているほど、父の一言の重さが倍になる。
“期待されたい”って気持ちが子どもにあるのを分かってるからこそ、響き方が強烈だった。
第7話が描いた“家族の言葉の重さ”と向き合う苦しさ
第7話は、恋愛だけじゃなく、家族の距離感と心の傷までしっかり見せてくる回だった。
勝男(竹内涼真さん)の「言わなきゃいけないこと」と、勝(菅原大吉さん)の「聞きたくない現実」がぶつかって生まれた摩擦。
そこから落ちた言葉は、ただの怒りじゃなく、積み重なった感情が一気に溢れたような重さがあった。
見ていて苦しくなるのに、目をそらせないシーンばかりで、心がずっとざわざわしてた。
家族の言葉って簡単に折れるし、簡単に救うし、その両方が詰まった回だった。
まとめ
第7話は、勝男(竹内涼真さん)がようやく勇気を出した瞬間に、父の「期待しちょらん」が落ちるという胸に重く残る展開だった。
鮎美(夏帆さん)との別れを自分の力で受け止めようとしている勝男の成長が見えていただけに、あの言葉の痛みは深い。
家族の間で生まれる誤解も、優しさも、怒りも渦巻いていて、見終わったあとしばらく心が沈むほど余韻が強かった。
でも、その苦しさの先にどんな変化が待つのか、第8話への期待もじわっと膨らむ。
(みかんてぃ)

