NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の公式Instagramが更新され、高石あかりさんと寛一郎さんのオフショットが公開された。
2人の穏やかな笑顔と、柔らかな光に包まれた空気感がまるで映画のワンシーンのようで、SNSでは「尊い」「胸がいっぱい」「ランデブー最高!」と反響が広がっている。
第19話 “東京でランデブー”――トキと銀二郎、再会の温もり
物語の舞台は、明治の東京。
松野トキ(高石あかりさん)は、松野家から出奔した最初の夫・銀二郎(寛一郎さん)を探して上京。
ついに2人は再会を果たす。
銀二郎は東京で人力車の車夫として働いており、この日の放送では、トキを人力車に乗せて東京の街を案内する姿が描かれた。
風を切って走る人力車の中で、トキが小さく「ランデブー」とつぶやく――その瞬間、視聴者の心もふわりと揺れた。
見合いの日以来、初めて2人きりで過ごす穏やかな時間。
互いの距離がゆっくりと近づいていく描写が美しく、セリフよりも沈黙が雄弁だった。
「胸キュン回」「このまま終わらないで」といった声が多く寄せられ、X(旧Twitter)では“ランデブー”がトレンド入り。
静かな回ながら、シリーズ屈指の“エモ回”として話題を集めた。
Instagramで公開された“人力車ランデブー”の2ショット
放送後、公式Instagramでは「東京でランデブーを楽しんだトキと銀二郎でした。
2人で過ごす時間が楽しいものだからこそ、トキの心は揺れます」とコメントを添えて投稿。
人力車に乗る高石さんと、その隣に立って寄り添う寛一郎さんのツーショットが公開された。
柔らかい光の中で微笑む2人の姿は、まるで“夫婦写真”のように自然。
高石さんの可憐さと、寛一郎さんの静かな包容力が並んだ瞬間、ファンの間で「尊い」という言葉があふれた。
ファンの反応「お似合い」「銀二郎さん、かっこよすぎる」
コメント欄には、
「おトキちゃんも銀二郎さんも幸せそう」「このまま幸せになってほしい」「2人とも美しい」「お似合いすぎて泣ける」「銀二郎さんが優しく見守る表情がたまらない」など、称賛と感動の声が続々。
中には「トキの『ランデブー』、生涯忘れられないセリフ」「寛一郎さんの眼差しで一気に恋が動いた」といった感想も寄せられた。
SNSではハッシュタグ「#ばけばけ」「#トキと銀二郎」「#ランデブー」が次々に投稿され、朝ドラとは思えないロマンチックな熱量を生んでいる。
まとめ
第19話は、言葉よりも“心の間合い”を描く回だった。
高石あかりさん演じるトキの素直なときめき、寛一郎さん演じる銀二郎の不器用な優しさ。
2人が見せる“東京ランデブー”は、ただの再会ではなく、失われた絆の再生だった。
そして、Instagramのオフショットがその余韻をさらに深めてくれる。
「怪談」を背景にしながら、日常の小さな幸せをすくい上げるこの作品らしい、柔らかく切ない一幕。
“ばけばけ”というタイトルに込められた“変わりゆくものの美しさ”が、今、静かに花開いている。
(ちーず姫)

