第66回、朝から感情が忙しすぎて心が追いつかなかった。
トキ(高石あかりさん)とヘブン(トミー・バストウさん)の関係が、ようやく同じ方向を向いた回。
旅の空気が穏やかな分、言葉一つひとつの重みがずっと残る。
見ている側まで息を止めてしまうような、静かで大事な時間だった。
出雲の景色とヘブンのまなざし
錦織(吉沢亮さん)とヘブンが向かった出雲は、ただの旅先じゃなくて物語の核心みたいな場所。
古事記の舞台を巡る中で、ヘブン(トミー・バストウさん)の表情がどんどん柔らかくなっていく。
稲佐の浜で景色を前にしたときの、目を輝かせる感じが印象的。
「日本滞在記に書きたい」と言う言葉から、この国への想いがちゃんと育っていたのが分かる。
突然の再会と電報の意味
松江にいるはずのトキ(高石あかりさん)が現れた瞬間、空気が一変。
電報で呼び出された、という説明も含めて、ただ事じゃないのが伝わる。
ヘブンが「大事な話がある」と切り出すまでの沈黙が長くて重い。
旅の終わりと同時に、関係の分岐点が来ている感じがして胸が詰まった。
完成間近の日本滞在記と別れの予感
旅館で明かされた、日本滞在記が完成間近だという事実。
それは同時に、ヘブンが松江を離れる日が近いという意味だった。
「トキがいなければ完成しなかった」という言葉に、積み重ねた時間が詰まってる。
笑顔なのに涙がこぼれるトキ(高石あかりさん)の表情が忘れられない。
日本語でのプロポーズが刺さりすぎる
「イテモ…イイデスカ?」と聞くヘブンの声が震えていたのが全部。
渡り鳥として生きてきた人が、初めて居場所を求める瞬間だった。
「ズット…トナリ、イサセテクダサイ」と必死に伝える日本語が、誠意そのもの。
手を取って泣く姿に、言葉以上の覚悟が見えた。
大社で誓われた永遠と過去の伏線
杵築大社での参拝は、静かだけど強い場面。
西洋人として初めて参拝を許されたヘブン(トミー・バストウさん)と、寄り添うトキ。
八重垣神社の恋占いを思い出すトキの独白が、全部を回収してくる。
沈まなかった紙が、遠い西洋からの縁だったという気づきがきれいすぎた。
錦織(吉沢亮さん)の立ち位置が優しい
2人の時間を一番近くで見守る錦織の存在が、この回の安心材料。
「友人」と言われて涙ぐむ表情が、とても人間的だった。
当てられ役なのに、嫌味がなくて温かい。
3人での未来を自然に想像できる空気を作ってくれたのが錦織だった。
まとめ
第66回は、恋が形になる瞬間を丁寧に描いた回だった。
トキ(高石あかりさん)とヘブン(トミー・バストウさん)が選んだ道が、静かに重なる。
派手な演出はないのに、感情の波が大きい。
見終わったあと、祝福と余韻がじわじわ残る。
朝ドラでここまで真っ直ぐなプロポーズを見せられるとは思わなかった。
(ゆめのん)

