第34回、終盤にまさかの“屁踊り”が復活して大盛り上がり。
蔦重(横浜流星さん)の「戯歌一つ詠めぬ世など、屁だ!」に一同が乗っかって「屁、屁、屁…」。
ふざけてるのに胸熱で、笑いながら泣くってこういうことかも。
まさか決起集会の場で再現されるとは、もう忘れられない。
意次の時代から定信の世へ
老中の座を追われた田沼意次(渡辺謙さん)の返り咲きはならず、松平定信(井上祐貴さん)が首座に。
質素倹約を掲げる新しい世の空気に、蔦重(横浜流星さん)は違和感を隠せない。
「死ぬまで働けってことじゃねぇですか?」と真顔で言う場面に、江戸の息苦しさがぎゅっと詰まってた。
自由を愛した蔦重だからこそ、これからの戦いの火種になるのがよくわかる。
戯作者たちとの集まり
蔦屋に朋誠堂喜三二(尾美としのりさん)、恋川春町(岡山天音さん)、北尾政演(古川雄大さん)、元木網(ジェームス小野田さん)、智恵内子(水樹奈々さん)が集まった。
断筆を宣言した大田南畝(桐谷健太さん)もいて、場の空気は重め。
「ふざけりゃお縄になる世」って蔦重の言葉に、まだ信じない顔をしてた皆の表情が妙にリアル。
けど彼の情熱が徐々に火を灯すのを見て、観てるこっちも胸が熱くなる。
黄表紙と狂歌の力
定信のご政道をからかう黄表紙を作ろうと持ちかける蔦重(横浜流星さん)。
お上をネタにするなんて禁じ手なのに、「狂歌ってなぁ、無駄で遊びで心のぜいたく」って言葉で皆を引き込む。
歌麿(染谷将太さん)の絵を使った豪華な狂歌絵本の構想にはワクワクしたし、逆境でも笑いを武器に変える江戸の底力を感じた。
南畝(桐谷健太さん)が手に絵を取り、詠んだ瞬間の高揚感はゾクッときた。
伝説の“屁踊り”が再び
南畝(桐谷健太さん)の「屁だ!」の声で、一同が「屁、屁、屁…」と踊りだしたとき、空気が一変。
宴会で披露された思い出の芸が、今度は“決起”の合図になるなんて、胸に刺さる展開すぎる。
笑いながらも涙目で踊る姿に、遊びの力と抵抗の強さが同居してて、観てる側も感情大渋滞。
てい(橋本愛さん)まで踊りに加わる姿は、堅さがほどけて可愛くて、さらにSNSがざわついたのも納得。
まとめ
屁踊りなのに、心が震えるなんて想像以上。
蔦重(横浜流星さん)の「遊びこそ心のぜいたく」って言葉は、この時代を越えて刺さるメッセージ。
笑って泣けて、しかも未来を想う力までくれる。
定信(井上祐貴さん)との対立はますます激しくなる予感だけど、今はただ“屁”で元気をもらえた回だった。
(ゆめのん)
楽天市場、24時間限定タイムセール | 毎朝10時更新!日替わりで毎日お得!
Amazonタイムセール
人気の商品が日替わりで登場。毎日お得なタイムセール