べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 第35回「間違凧文武二道」歌麿の“ちゃんとしてえ”に涙(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

第35回は、歌麿(染谷将太さん)の報告に胸が熱くなった。
蔦重(横浜流星さん)の元を訪れ、「俺、ちゃんとしてえんだ」と語る姿に、視聴者も思わず涙。
あの苦しんできた歌麿が、“幸せ”を絵に込められるようになった瞬間に立ち会えて、ただただ感動した。

歌麿ときよの再会

雨宿りで駆け込んだ廃寺で出会った女、きよ(藤間爽子さん)。
耳が聞こえず、言葉を発せない彼女は、洗濯の仕事をしながら身を売る日々を送っていた。
そんなきよとの再会が、歌麿の人生を大きく動かす。
彼女の姿を描く時間が、歌麿にとって「幸せを知る」ことに繋がっていった。
絵筆を握る手から、その変化が伝わってくるようだった。

石燕の死と新たな決意

妖怪画の名手・鳥山石燕(片岡鶴太郎さん)が急逝し、歌麿は蔦重に報告する。
そして、「所帯を持とうと思って」と告げた。
石燕の仕事場を借りるため、蔦重に絵を買い取ってほしいと差し出したのは「笑い絵」。
過去には苦しみを伴った春画を、今は“幸せを知った自分”として描けるようになった。
きよと出会い、愛を知ったからこそ描けた絵だった。

蔦重の涙

絵を前にして「ありがた山です」ときよに頭を下げる蔦重(横浜流星さん)。
その夜、妻のてい(橋本愛さん)に語る言葉が沁みた。
「出会ったころのあいつは、ただただ死ぬのを待ってるってなふうだったんだよ。そんなあいつが『ちゃんとしてえ』ですよ」
涙をぬぐいながら話す蔦重に、長い時間見守ってきた想いが詰まっていた。
蔦重と歌麿の関係性に、深い絆を感じずにはいられなかった。

視聴者の共感と喜び

SNSには「歌、よかったね」「笑い絵見て泣いた」「きよさんと幸せになってほしい」との声が続々。
苦しみを超えて、やっと“生きる欲”を取り戻した歌麿。
視聴者みんなが彼の幸せを願っているのが伝わってきた。
これまでの痛みも絵に変えた瞬間が、多くの人の心を打った。

まとめ

第35回は、歌麿(染谷将太さん)が“幸せ”を知り、絵に昇華した節目の回だった。
「ちゃんとしてえ」という言葉には、過去を超えた強い決意が宿っていた。
蔦重(横浜流星さん)やてい(橋本愛さん)に見守られながら、新たな一歩を踏み出す歌麿。
彼の未来を思うだけで胸がいっぱいになる。
(ゆめのん)

楽天市場、24時間限定タイムセール | 毎朝10時更新!日替わりで毎日お得!
Amazonタイムセール
人気の商品が日替わりで登場。毎日お得なタイムセール