『ぼくたちん家』第9話、笑って泣いて金額デカすぎて胃が変な感じ(感想)(ネタバレがあります)

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第9話、優しさと混乱が同居する回だった。
波多野玄一(及川光博さん)と作田索(手越祐也さん)が未来の家探ししてるの、ふんわり幸せな空気なのに、次の瞬間それ全部飲み込むトラブルが落ちてくる。
3000万円入りスーツケースとか、ほたる(白鳥玉季さん)との“家族のフリ”とか、日常と非日常の温度差で脳が追いつかない。
ラブで、家族で、ドタバタで、でも優しい。
そんな回。

理想の暮らしに向かう玄一(及川光博さん)と索(手越祐也さん)

恋人同士で家を探す2人の空気、柔らかくて安心みたいな顔になる。
アパートでのお試し同居も順調で、「これから」を考えてる姿がほっこり。
でも玄一とほたる(白鳥玉季さん)の“親子のフリ”が警察にバレて、大事に預かってた3000万円も奪われて、一気に景色がひっくり返る。
幸せがすーっと遠のく感じ、切なかった。
2人の人生は前に進んでるのに、過去と問題が足元を掴んでくるみたい。

仁(光石研さん)逃走と松(土居志央梨さん)の気づき

仁(光石研さん)がスーツケースを抱えて逃げる姿、本気で「待って」って口の中だけで言った。
松(土居志央梨さん)が職務質問する流れ、少しの違和感から真実へ繋がるのがリアル。
その中で、仁がほたるの父だと分かる瞬間の重さ。
誰も完璧じゃないし、愛の形も綺麗じゃないのに、繋がってるってだけで泣ける。
問題だらけなのに家族って、こじれながらも縒り合っていくのかもしれない。

ともえ(麻生久美子さん)の旅と喪失

47都道府県のキーホルダーを集めて帰ると決めたともえ(麻生久美子さん)。
その全部を盗まれるなんて、心臓の端ちぎられるみたい。
完璧な母親になろうと旅をしてるのに、努力ごと消える感じが苦い。
でもその諦め方が前向きな温度で、「母でありたい」気持ちがまだ残ってるのが救い。
不完全で充分だと思わせてくる存在。

3000万と元カレと大家の作戦でワチャワチャが加速

アパート、修羅場。
玄一(及川光博さん)と索(手越祐也さん)が金を取り返そうと必死で、仁(光石研さん)は譲らず。
そこに吉田(井之脇海さん)まで来て混沌MAX。
でも大家の井の頭(坂井真紀さん)が意外な提案して、空気がふっと変わる。
揉め事の中にも優しさがまぎれてて、誰も完全に悪者じゃないのがこのドラマの好きなところ。

視聴者の涙と溶けた心と、最後の少年という爆弾

SNSには「前向きに諦める」が玄一っぽいと共感の声。
ほたるの家族が少し良い方向に動いて、面談のシーンはほの温かい涙を作った。
そして玄一と索の帰り道の並び方、カップル映画のワンカットかと思った。
最後に現れた少年。
誰?何?
荷物を盗んだのか?
最終回直前で新たな影を落とすの、心臓に悪い。

まとめ

第9話は、愛も家族も金も全部ぐちゃっとぶつかりながらも、最終的に優しさが残る回だった。
玄一(及川光博さん)は「前向きに諦める」という柔らかい強さで、索(手越祐也さん)やほたる(白鳥玉季さん)、仲間たちを繋いでた気がする。
3000万円騒ぎも笑えちゃうのは、誰も心底悪じゃないからかもしれない。
でもラストの少年が気持ちを全部持っていった。
最終回前、まだ揺らされる余地が残ってる。
(りりたん)