第3話、胸の奥がじんわり熱くなる時間だった。
波多野玄一(及川光博さん)のやさしさって、空気みたいに広がるのに、ふとした瞬間にドキッとする。
作田索(手越祐也さん)への恋心があふれて止められない感じ、見てて息が詰まるくらいピュアだった。
ほたる(白鳥玉季ちゃん)との親子契約も、最初は“ふざけた設定”みたいだったのに、今ではもう本物の家族みたい。
笑って泣けるホーム&ラブコメって、こういうこと。
玄一(及川光博さん)の「世話焼き」が愛しくてたまらない
玄一(及川光博さん)は、誰かのために動くことが呼吸みたいな人。
不動産屋の岡部(田中直樹さん)を紹介したり、索(手越祐也さん)のためにおにぎりを握ったり。
“頼まれてもいないおせっかい”が、全部優しさでできてる。
それが見てるこっちには切なくて、愛しくて。
恋に落ちた大人のもどかしさを、ミッチーが静かに演じてて、本気で泣けた。
この人、恋すると不器用になるのが最高に尊い。
ほたる(白鳥玉季ちゃん)の強さと寂しさ
ほたるがパンフレットを見つめる横顔、あの小さな背中がずっと大人みたいに見える。
母・ともえ(麻生久美子さん)がいない現実を受け止めながらも、「ここで待ちたい」って言葉が真っすぐすぎて涙が出た。
みりんを買いたかったって独白、もう反則。
母のぬくもりを忘れないまま、ちゃんと未来を見ようとしてる姿が強い。
玄一がそばにいてくれてよかった。
“実の父”が金しか見ていない対比がまた痛い。
索(手越祐也さん)の不器用な優しさ
索は表面はクールなのに、心の奥ではすごく繊細。
玄一とほたるの関係を見て、何かに惹かれながらも戸惑ってるのが伝わる。
車中泊しながら見守る姿、寂しそうでかわいかった。
でも恋に気づかれた瞬間の「え?」って顔、完全にオフサイドのときの表情。
手越さんの反応がリアルで、ドラマなのに照れ笑いしてしまった。
この2人の関係、まだ始まったばかりなのに深い。
玄一の告白、「好きなんです」に詰まった全て
玄一が柱を掴みながら「好きなんです」って言うあのシーン。
空気が止まったように静かで、まるで昭和の恋愛ドラマみたいだった。
照れと勇気のバランスが完璧。
「え?」と驚く索の顔がかわいすぎて、SNSがざわめくのも納得。
ミッチーの告白が、もじもじしてるのにまっすぐで、心臓が痛くなる。
大人の恋なのに、青春そのもの。
あの“間”が奇跡だった。
アパートで生まれる“家族未満”のぬくもり
玄一とほたる、そして索。
血のつながりも恋の形もバラバラなのに、3人の時間がちゃんと「家」になってる。
アパートの隅で交わされる小さな会話、夜風と炊飯器の音だけが聞こえる感じ。
寂しいのに、ちゃんと温かい。
光石研さん演じる父・仁の登場で一気に現実が押し寄せるけど、その中で玄一の優しさが光る。
“家族”って血じゃない。心でつながるものなんだと思わせてくれた。
まとめ
第3話は、笑いも涙も恋も全部詰まった“優しさの塊”みたいな回だった。
玄一(及川光博さん)の告白が可愛すぎて、何度でも見返したくなる。
索(手越祐也さん)との関係も少しずつ変化して、これからが本当に気になる。
ほたる(白鳥玉季ちゃん)の頑張りも心に残って、家族の形ってなんだろうって考えさせられた。
おにぎりと「好きなんです」、どっちも温かかった。
(りりたん)

