第8話、索(手越祐也さん)が「歌ってみる」って言うあの瞬間から胸の奥がザワッとして、気づいたら涙のスイッチ勝手に入ってた。
玄一(及川光博さん)とほたる(白鳥玉季さん)を連れて、自分が育った施設で歌声を響かせる索の姿が真っ直ぐすぎて、静かなのに強い。
それに重なる“家族ってなんだろう”って空気があったかくて、ドラマなのに妙に現実味あって、心がじわじわ熱くなる回だった。
“偽の親子”が崩れそうになった時、索(手越祐也さん)が迷わず手を取る優しさ
玄一(及川光博さん)が警察の松(土居志央梨さん)に疑われて、ほたる(白鳥玉季さん)との関係が危うくなるあのシーン。
玄一が「迷惑かけたくない」と別れを切り出すの、優しさこじらせすぎてて見てる方が苦しくなった。
でも索(手越祐也さん)は迷わず「協力関係にある」と言い切る。
言葉少なめなのに、愛情の温度がめちゃくちゃ高い。
玄一の“守ろうとする不器用さ”と、索の“支えようとするまっすぐさ”、このすれ違いと重なり方がちょうど心に刺さる。
施設に戻った索が「歌う」って言った瞬間、空気が温度を変えた
索が玄一とほたるを連れて、育った施設に行く流れがまず優しい。
そして「歌ってみる」と言って「翼をください」を歌う場面。
手越祐也さんの歌声が澄んでるのに切なくて、空気が一気に変わった。
「ここを出るときにみんなが歌ってくれた歌です」
その言葉に、過去の温度と今の想いが重なって、背中がぞわっとした。
玄一に言われた「歌ったら今の自分の気持ちわかる」の記憶を引っ張り出すのも、関係の積み重ねが見えて泣ける。
索の告白が優しさの塊すぎて、玄一の表情緩むのが尊い
「家をかすがいにしましょう」って玄一(及川光博さん)が言った時、索は本当は嬉しかった。
その“嬉しかった”を、飾らずそのまま言える索、強すぎる。
迷惑をかけたくない玄一の気持ちを優しく包むみたいな告白で、視聴者の心まで勝手にほぐれる。
そして玄一の
「ごめんなさい。もう別れるとか言いません。家、買いましょう」
この返し、破壊力がありすぎて画面の前で膝抱えた。
お互いの弱さと優しさがちょうど噛み合った瞬間ってこんなに綺麗なんだ。
索の歌「翼をください」と主題歌「バームクーヘン」がリンクして鳥肌
視聴者がざわついてた“歌詞の繋がり”。
「翼をください」
と
「翼を持って生まれるよりも、僕はこの両手が好き」
このリンク、分かった瞬間ほんと鳥肌。
索が望んだのは“飛び立つ翼”じゃなくて、“人と繋ぐ手”。
ドラマのテーマと歌詞が綺麗に絡み合ってて、こういう細かい仕掛けを見つけるたびに胸がぎゅっとなる。
手越祐也さんの歌声だけじゃなくて、意味までちゃんと刺さってくる構成が見事すぎた。
3人の“家族未満”が、ちょっとずつ“家族の形”になりつつある尊さ
ほたる(白鳥玉季さん)の存在が、2人をつなぐ接着剤みたいで、まだ不安定なのにあったかい。
玄一も索も、自分の弱さと寂しさから逃げずに、ちゃんと人と関わろうとしてるのが伝わってきて、胸がしめつけられる。
嘘から始まった関係なのに、気づけば本当の“家族みたいな温度”が画面に漂ってて、見てる方が勝手に幸せになる。
この3人、誰も悪者じゃなくて、みんな生きづらさ抱えてて、それでも寄り添おうとするから尊いんだよね。
まとめ
第8話は、索(手越祐也さん)の歌と告白がすべての中心にあって、静かなのに心を大きく揺さぶる回だった。
玄一(及川光博さん)の優しさ、索のまっすぐな愛、ほたる(白鳥玉季さん)が運んでくる光みたいな存在感。
“家”を作ることって血縁だけじゃなくて、想いで繋がることなんだなってしみじみ感じさせられた。
この3人のこれからをもっと見ていたいって思わせてくれる、そんな温度の高いエピソードだった。
(ちーず姫)

