『ちはやふる-めぐり-』第8話、凪の言葉が心をほどいた夜(感想)(ネタバレがあります)

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第8話、胸の奥がじんわり熱くなる回だった。めぐる(當真あみさん)が必死にチームを引っ張る姿に加えて、凪(原菜乃華さん)が八雲(坂元愛登さん)に語りかけるシーンは、涙がこぼれそうで止まらなかった。勝ち負けの世界なのに、言葉一つで人が救われる瞬間って、本当にあるんだなって思わされた。

梅園VS瑞沢、厳しい現実の1回戦

東京都予選1回戦で、梅園はいきなり王者・瑞沢と当たることに。本来なら圧倒的に瑞沢優勢なはずだったけど、草太(山時聡真さん)の作戦がハマって、ほんの少し勝てるかもって期待が生まれる。だけどその希望は長く続かず、八雲(坂元愛登さん)がプレッシャーで崩れ、風希(齋藤潤さん)が古傷で棄権という最悪の展開。結局は5対0で完敗し、梅園は敗者復活戦へ回ることになる。スポーツの冷酷さと、誰も責められない展開の重さに胸が痛くなった。

責任に押し潰された八雲の逃避

敗戦のあと、責任を背負い込んだ八雲(坂元愛登さん)は会場を飛び出してしまう。敗者復活1回戦が始まろうとしているのに、仲間のもとに戻れない気持ち。自分を責め続けるあの姿に、見ているこっちまで息が詰まる。めぐる(當真あみさん)が暗記時間を使って必死に探しに行く姿は、チームを思う気持ちそのもので、涙がにじんだ。勝つことよりも「一緒にいること」を優先するめぐるの背中に、リーダーの本質を感じた。

凪が語った“めぐるの底力”

逃げ出した八雲と遭遇したのは、瑞沢の凪(原菜乃華さん)。「かるたが強くない僕なんて、いらないんです」という八雲に、凪は静かに否定する。「梅園さんは君をそんなふうに見てないと思うよ。だって、あのめぐるちゃんのチームでしょ?」と。そして「本当のめぐるちゃんはすごい人」「人としての引力を持ってる」と熱を込めて語る凪の言葉が、心を真っ直ぐ射抜いてきた。めぐる本人すら気づいていない力を、凪がちゃんと見ていたのが美しすぎて涙腺がゆるんだ。

SNSで広がった“凪とめぐる”の絆

放送後、SNSには「凪ちゃんがめぐるを一番理解してる」「お互いにすごいと思ってる関係に泣けた」「凪ちゃんのめぐる愛が深すぎて胸熱」なんてコメントが溢れた。ライバル校の選手でありながら、めぐるの魅力を真っ先に言葉にした凪(原菜乃華さん)の姿が視聴者の心を震わせたんだと思う。ただの友情を超えた、互いを高め合う存在として描かれた2人の関係に、みんなが感情を揺さぶられていた。

まとめ

第8話は、勝敗よりも心の交流に強く焦点が当たった回だった。めぐる(當真あみさん)のリーダーとしての在り方、八雲(坂元愛登さん)の弱さ、そして凪(原菜乃華さん)が届けた言葉の力。それを見守る草太(山時聡真さん)や風希(齋藤潤さん)の存在も含めて、チームの絆が試される時間だった。勝てなかった悔しさよりも、互いを信じ合う強さに涙した。次の戦いで、めぐるがどんな力を見せてくれるのか、期待が止まらない。

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